津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■原文に触れる「志方半兵衛言上之覚」(15)

2020-03-05 15:20:35 | 細川家譜

                                     

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■細川齊茲公書状

2020-03-05 13:04:05 | 史料

 福岡在住のK様からご提供いただいた、細川齊茲の書状である。宛名が無いのが残念だが切り落とされたか?
二月廿七日参勤のために国元を發足とある事から、「御代々様御参勤御帰国(9)齊茲公」を見ると、この書状は寛政三年であることが判る。この年の老中は本多忠籌 (寛政2年(1790)4月16日~寛政10年(1798)10月26日)である。

              一筆致啓達候
              公方様益御機嫌能被成
              御座恐悦奉存候次貴様弥
              御堅固可為御勤珍重存候
              然者拙者儀為参勤今日
              国許致發足候 依之御老中迄
              御呈飛札下間如是御座候
              恐惶謹言
               
                   細川越中守

               二月廿七日 齊茲(花押)

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■細川小倉藩(167)寛永三年・日帳(十二月三日~四日)

2020-03-05 07:05:24 | 細川家譜

                (寛永三年十ニ月)四日~五日

         |                       
         |    四日
         |            (仁)

肥前へ鷹買    |一、木村十左衛門・山本二介、両人肥前へ鷹買ニ被遣候処ニ、鍋嶋様ゟ御たか二もと、あなたノ御
鍋嶋方ヨリ鷹二居 |  鷹師衆二御すへさせ候て、被進候由、両人被申候、先さま二て殊外御馳走被成由二て、十左衛門
贈ラル      |  ニハちんりめん弐巻、二介ニハ唐もめん弐たん被下候由、被申候事、
         |     〃
誅伐セシ者ノ貸米 |一、東鳥町ノ弥三左衛門借やノ新蔵、御誅伐被成ニ付、かの新蔵御加子幷御小人衆ニかし付ノ米・銀
銀ノ取立     |                                        (松本)
明家奉行     |  在之由ニて、御町奉行衆被書上候をに御奉行衆加判候て、家奉行之大靏六左衛門へ渡、彦進・
         |  (豊岡)                    
         |  甚丞相談之上、取立可被申由、申渡候事、
         |                    (ママ)
         |一、上野山太夫書物上ヶ被申候事、上毛郡ゟ
         |

         |                       
         |    五日
         |
役人休日十二月正 |一、御鉄炮衆其外ノ役人休ノ儀、十二月・正月ハ前々のことく可被申付由、沢田吉右衛門・余田左
月ハ前例ノ如シ  |  太夫両人へ可申渡候事
         |       〃
         |    (延俊)
木下延俊書状   |一、木下右衛門様ゟ御状参候を、御鷹野ニ被成御座候ニ、懸 御目上ヶ申候由、飛脚申候、此便ニ
絵書忠兵衛緑青一 |       御  
斤ヲ求ム     |  此方ゟ被遣絵書忠兵衛ろくしやう壱斤可越由ノ状、中沢一丞方ゟも、此段ノ状弐つ参候事、
         |       緑                        (矢野吉重)
荒緑青      |一、日出ゟ荒録青壱斤可越由、忠兵衛申越弐付、三郎兵衛手前ゟ、御飛脚ニ渡させ候事、
         |一、日出より、右ノろくしやう取ニ飛脚参候ニ、中沢一丞状一つ、忠兵衛状一つ、則返事如此仕候
         |  事、
絵具送状案    |   御状令拝見候、然ハ、絵具取ニ御越候付、忠兵衛注文分御飛脚ニ相渡申候間、可有其御心得
         |   候、恐惶謹言                          (浅山)
         |       十二月五日                        清右衛門
         |                                   (田中氏次)  
         |                                    與左衛門
         |         中沢一丞様 御報 
         |
譴責状案     |   書状令披見候、然ハ、録青壱斤可越申候、絵具持参可被仕由、右ニ申付候処ニ、如何候て、右
不用意ヲ叱ル   |   之分ニ候哉、無心元候、則御飛脚ニろくしよう壱斤渡遣候、謹言
         |       十二月五日                        清右衛門  
         |                                    與左衛門
         |         ゑかき忠兵衛殿
         |
金山奉行金納入  |一、御金山ゟ、佐藤安右衛門御金納ニ被参候事、
         |                                      (喜左衛門)
造作銀      |一、ほり與兵衛儀、御用ニ付、京都へ被成御上せ候間、造さ銀御積候て、可被相渡由、金子・中神へ
         |  申遣候事、                                  (與兵衛)
         |                    (ママ)
         |一、大谷八左衛門書物上ヶ被申候、規矩郡ゟ
久我梨買入    |一、古加梨四十、中国ゟ買来候を、御くわし奉行渋川三十郎ニ相渡候事、
菓子奉行     |
麻生谷銀山ヨリ鎖 |一、春木金太夫、宇佐郡銀山ゟ被罷帰候、則、 御前へ被罷出候、くさりを持参被仕候事、
ヲ持参      |
         |                          (米田是季)
袖判紙ノ渡方   |一、保利與兵衛被成御上せニ付、御袖判壱枚被成 御出候、監物殿へ相渡、御家老衆中御判取候而、
         |  與兵衛ニ渡可申候事、
         |

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