私の朝の散歩は、ゴミ捨てに連動している。ゴミがないときには、必ずしも朝からということはない。
今日は文化の日で祝祭日だが、ゴミ収集はお休みではなく「燃えるゴミ」の収集日、9時過ぎに集積所にゴミを置き、その後散歩である。
しばらく歩いていたら、小学校中学年くらいの男の子が両手に大きなゴミ袋を下げて、わき道から出てきた。
この地区は、私の地区とは収集する業者が違うらしく、少々早めに回収車が来ている。そしていかにも発車しそうな感じ。
男の子も気づいたらしいが、両手にゴミ袋を持っていて走りにくそうで間に合いそうにない。
私はごみ袋を一つ受け取り、「間に合わないぞ、走れ」と声をかけ、回収車に大声で声をかけ二人で追いかけた。
声が聞こえたらしく、止まってくれた上、運転席から降りて走り寄り、ゴミ袋を受け取ってくれた。
今日は天気も良く、都合4キロを歩いたが、その時の約30メートルほどの短距離走が応えて、コース半ばころからひざ痛が発生、足を引きずりながら帰宅して其後サポーターのお世話になっている。
多分爺様の大声で走らずとも、車は止まってくれただろうと思う。
「義をみてせざるは勇なきなり」だが、短距離走をするなんぞは、年を考えなくてはいかんな―と反省しきりである。