津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■津々堂謹製「からむし」

2020-11-24 09:38:18 | 徒然

 先のブログ ■「からむし」って御存知ですか で御約束した「からむし」の完成品である。
昔はからむし作りも当たり前の日常の中に存在したのであろう。
こうして出来上がってみると少々感慨深いものがある一方、貴重なものを失いつつある現代社会のありさまに危機感も感じる。

この細い繊維をつむいて一本の糸となし、高級なからむし織が作られている。
わずか60㎝にも満たないこのからむし、撚ってみると本当に強い。何かの綴じ紐に使おうと考えている。
「津々堂謹製のからむし」である。

                                                       
       

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■約140袋

2020-11-24 07:00:44 | 史料

 金曜日から「熊本史談会・史料リスト」を作り始めた。
進めていくうちに記録にとどめていない物が多くあって、完全に復元できないでいる。
22・23日両日資料が入っている「袋」を全部引き出し、年代順に仕分けし月順に並べる。
処が随分欠落していることが判った。捨ててはいないと思い込んできたが、地震の際、棚からおちて床の上に散乱してしまったから、整理の際気が付かず廃棄したのかもしれない。
憎っくきは「熊本大地震」である。
そして気が付いたのが、私の記録のまずさである。資料にも収納袋にもほとんど「年号」を記していなかった。
「□月資料」とのみしか書いていないから、厄介極まりない。
「史料リスト」を完全なものにするために、すべての袋の中身を確認し、データをPCに打ち込むという作業を両日共散歩にも出ず、10時間ほど動き回った。
昨日は「今日は勤労感謝の日」だというのにである。
昨晩ようやく140程の「袋」に入れ込み、床の上に散乱した資料を何とか片付ける。
今日は、これをいくつかの大袋に入れ、棚に戻さなければならない。
資料整理は力仕事でもある。そして史談会での懐かしい風景を思い出させる。
ふと「こりゃ終活だな」とも思ったことだが、「自分史」の中に残す貴重な記録でもある。

               

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