津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■ブログの効用

2020-11-18 17:33:43 | 熊本史談会

 次回の史談会で、ある事情で若干の挨拶をしなければならない。
私が事務局をお預かりしたのがいつだったのか、地震で記録が散逸して定かではない。
ふと思い立ってこのブログで「史談会」と検索すると、随分前に遡ることができた。相当な数の小文を書いていた。
いろんな記事がいろんな出来事を思い出させてくれる。そして私の入会が2006年の11月であったことが判明、ちょうど14年になる。
これは当時事務局を預かって居られた、肥後金春流の中村勝氏がわざわざ我が家を訪ねてこられたことによる。
どうやら、私のサイトをご覧になってのことだが、氏は初対面の私に「奇人」といわれた。
馬鹿なことをやっているとの意であろう。
2013年の4月から私が微力ながら事務局をお預かりすることになった。7年7か月ほどお預かりしてきた。

史談会の歴史をデータだけでも明らかにしたいと思っているが、幸いにもこのブログが役に立った。
相当な記事があるが一つ/\とりあげて、紡ぎあげていこうと思っている。
記事の間から、懐かしい風景もよみがえるし、おやめになった会員や、鬼籍に入られた会員の御顔なども浮かんでくる。
熊本史談会は15年の歴史を有する老舗となりつつある。さらなる飛躍を望みたい。

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■細川小倉藩(408)寛永六年・日帳(五月廿二日~廿三日)

2020-11-18 06:52:14 | 細川小倉藩

                      日帳(寛永六年五月)廿二日~廿三日

         |       
         |     廿二日  加来二郎兵衛
         |
         |  (松井興長)
唐人少峯ヲ急ガシ |一、式ア少輔殿ゟ、山本源太夫を以被仰候ハ、少峯参候儀、片時も急参候様ニ、重々申遣候へと被仰
ム        |  候二付、又飛脚二人申付、遣候事、
三斎唐人少峯ニ松 |一、松丸様御煩ニ付、少峯 三斎様ゟよひニ被遣、今日参着候事、
ノ丸ヲ診療セシム |
         |一、松丸様御煩ノ様子、江戸へ申上候早飛脚二人申付、出船今晩仕候事、
長崎買物奉行出船 |一、長崎為御買物奉行飯銅上右衛門、歩之御小性唐沢長介・嶋田勘右衛門、今日出船仕候、石寺加兵衛も
         |  被参筈候つれ共、相煩候ゆへ、此度ハ不参候、快気次第被参筈也、
         |         (是次) (武久)
大坂京都ノ奉行へ |一、御年寄衆ゟ、米田左兵衛・田中猪兵衛両人へ被遣御状一つ、又京都へ被遣御文箱一つ、内ニ御
ノ書状      |  袖判御座候由にて御渡候、慥請取申候、大坂にて左兵衛・猪兵衛両人へ慥相渡可申候、以上、
袖判書状ノ請取  |                          御船頭田中作兵衛(花押)
  

         |       
         |     廿三日  安東九兵衛
         |
辻某用命ヲ待ツ  |一、辻九右衛門、今ほと何之御用茂無御座、いたつらに居申候間、用之儀御座候ハヽ可被仰付之由、
         |  登城にて申候也、
         |  (武次)
         |一、牧丞太夫、今朝まてニ御本丸御番相勤候て、罷帰由被申候、初日がいきを仕候而、一日不参仕候
         |  由、被申候也、
         |一、有吉頼母佐殿御内衆、江戸ゟ被罷下候二、江戸御奉行衆ゟ之書状共言伝り、相届被申候、江戸を
         |                       (成政)   (幸長)
         |  去月廿鉢日ニ立、今日参着候由申候事、但、坂崎清左衛門ゟ之奉書・野田小左衛門ゟ之返事持来
         |  候也、
         |一、野田小左衛門尉ゟ白井兵助へ遣被申候書状、御船頭南喜右衛門尉ニ渡ス、
坂崎成政奉書案  |   為 御意申入候
忠利ノ命     |                                  (重義)
長崎買物奉行宿所 |  一、長崎へ被参候御買物奉行ニ可被申渡ハ、長崎ニて買物奉行衆宿所、竹中采女殿御座候近所ニハ
ヲ竹中重義邸ヨリ |                (政直)                   (守信)
遠ザクベシ    |    無用之由 御諚候爰元にて末次平蔵 殿様へ被申上候ハ、右ニ、水野河内殿御宿所近ク、
長崎代官末次政直 |                                         (挨拶)
意見       |    三斎様御買物奉行衆宿を取被居、悪敷御座候、其上今度は、采女殿と 殿様御相察能も無之候
三斎代之前例   |    間、猶以御買物奉行采女殿御宿所之町なとにハ、宿を取被居候事不入儀と被申上ニ付、右之
忠利ト重義仲悪シ |    御諚ニ而候間、被得其意、可被仰渡候事
         |一、余家中ゟ買物奉行余多参候へ共、中崎にて何篇ゆい事共ム御座候、 三斎様・越中様ハつね
細川家買物奉行内 |  /\万事御法度能候ニ能被仰付候ニ、御父子様御買物奉行内わノ儀とハ申なから、今迄三度云
輪ニ三度ノ言事  |  事仕候条、長崎へ被参、御買物奉行ニ能々被仰付可然存候通、是又平蔵被申上候間、弥下々ニ
不行儀物言事ノ禁 |  至迄、長崎にて万事きやうきニ無之、物ゆひ事不仕やうニ可被申付旨、 御諚候間、被得其
         |  意、堅可被仰渡事、
長崎買物奉行等請 |      坂崎清左衛門ゟノ奉書  
書        |   右ノ通〇写被下、慥ニ請取、承届申候、以上、
         |                             飯銅上右衛門(花押)
         |                             石寺 加兵衛
         |                             唐沢 長介(花押)
         |                             嶋田勘右衛門(花押)
         |                           御のほり衆
         |                             峯本少右衛門〇(黒印)
         |                           
         |                             早川 加兵衛〇(黒印)
         |
         |   (長泰)                               御
平野長泰女ノ預銀 |一、平野遠江様御息女様之御銀三十貫目被成御預候を御返シ被成、預り丞もとり申候を、幾島平三郎
         |  被罷下ニ、京都衆ゟ被差下候、則粟野伝介ニ相渡候事、

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