津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■奉行所へ殿様の御成り(1)

2021-07-02 16:16:23 | 史料

                                       

 資料を整理していたらこんなものが出てきました、左下に中路控とあり中路文書であることが判ります。
ずいぶん依然図書館で写真撮影したものですが、毎度のごとく不鮮明です。
スキャンした後いろいろ工夫しましたが、これが最善ですから、何をかいわんやです。

扨この図は、殿様が奉行所に御成りになった時の対応が記されています。
奉行所は「政府」ともいわれますから、まさにここは県庁舎の貴賓室といったところでしょうか。
花畑邸からは坂道(南坂=現・御幸坂)▷をのぼればすぐの距離ですから、御歩きになった方が健康によろしいかと拝察いたしますが、さすがに殿様は御駕籠でやってこられて、玄関()へ到着、お次(▲)の人が戸を開けるのでしょうか、御家老二人(▷)ご用人(▲)の出迎えを受けます。
玄関は殿様や家老・奉行などの専用ではないかと思われます。玄関に三人(◀)が控えていますが、同役・御送迎とあります。
2.5間×4.5間という広い部屋()があり、右に諸御役々(〇)が7名、上に御家老(▽)が二名、御奉行(▽)が三名、下方には(▲)表示でご用人・御取次・同役二名と記されています。左手の(◀)は御給仕とあります。
●の表示については記入がないところを見ると、柱なのかもしれません。
左うえの縁側付きのお部屋()が御座所です。さかさまに「御」とあるのがご着座の場所です。横にあるのが刀掛け、前に三宝が置かれていますが小さい字が読めません。こういう場所でも御熨斗の拝領があるようです。
左手の書き込みについては次回と致します。

特記:奉行所の全体図は先に■佐貮役についてでご紹介しました。この図においては左下の部分に当たります。

 

 

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■ニトロを持って・・・

2021-07-02 11:56:46 | 徒然

 昨日お昼から買い物に出かけましたが、突然胸が痛くなり途中から引き返しました。
ニトロを入れたショルダーは持ってきておらず、何とか我慢して帰り着きました。
帰ってゆっくりしたら何とか落ち着きましたが、なかなか違和感が取れません。
早寝をして今朝は少々遅めに起床、違和感がまだ残ったままです。
今朝は、史談会最後ともいうべき仕事があり、先様にお待ちいただいていることもあり、これは外せません。
しっかりニトロをもち、TAXIで出かけました。なんとか無事に終りほっとして帰宅しました。

 つい二三日前に病院に薬をもらいに行ったのですが、来月に定期検査をしようというDrの話でしたが、6日にはコロナのワクチン接種もありますし、副作用のないことを願っています。
体調が万全でないと心が晴れませんね~
暑さが続きます。皆様御身お大切になさいませ。

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