津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■解説・有吉家文書「年中行事抜粋」(九)年頭御入之節講尺初被仰付候節

2021-07-19 09:16:29 | 有吉家文書

■年頭御入之節講尺初被仰付候節

一、例之御役々并御使番茂罷出奉行所御入之御注進之所ニて聴衆繰付可申段一言有之例之通と申述候事
  例の御役々并て御使番も罷り出、奉行所御入の御注進の所にて聴衆繰付申す段一言有あり、例の通と申述べの事
一、館江御入之上直ニ毎講尺出席之座より南ニ寄北より五畳目ニ坐着、御襖明候処ニて平伏、講尺之所ニて頭を上手まて
  膝
脇ニ下ケ敬し罷在相済候所にて猶又平伏詰間江引取候事
  館へ御入の上、直に毎講釈出席の座より南に寄、北より五畳目に坐着、御襖明けてある処にて平伏、講釈の所にて頭を上げ手まて膝の脇に下げ
    敬し罷り在り、済んだ所にて猶又平伏、詰間へ引取る事

一、夫より御式被召出諸事前条之通にて御立後文官不残講堂江繰付学監より案内有之鏡板折廻しカマチを右ニ取北壁付よ
  り
九畳目ニ罷出不相替何方茂出方目出度と申述直ニ引取候事
  夫より御式に召し出され諸事前条の通にて、御立後文官残らず講堂へ繰付、学監より案内有り鏡板折廻し框を右に取、北壁付より九畳目に罷り
    出,、
相替らず何方も出方目出度と申し述べ直に引取る事
     但名前ハ学校御目付より差出候
     但名前は学校御目付より差出しのこと
   右之外相替儀無之候事
  右の外相替ることは無い



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■ご恵贈御礼・「舒文堂古書目録・53号」

2021-07-19 06:03:01 | 先祖附

               

 159頁に及ぶ古書のリストが掲載されている。今回で53号、半世紀以上の歴史を刻んでいる。
創業は明治10年という熊本で著名な古書籍店‐舒文堂河島書店だが、夏目漱石もラフカディオハーンも尾と訪れたことであろう。
熊本の歴史関係の古書も数多く掲載されていて、金欠病でまだ買い求めていない本や、存在を知らなかった書籍やらが多くの欲しい本が並んでいる。
もう十年以上前からご恵贈賜っているが、厚くお礼申し上げる。

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