久しぶりに我が家の先祖附を眺めたところだが、四代目が亡くなったことについて「病乱ニ而寸七枚仕候事」と不思議な文言が出てくる。
今日は七夕様だが、たなばたと読むから「七=たな」ということはなかろうとふと馬鹿なことを思った。
人様にも聞いたり、インターネットでも幾度も検索してみるがヒントになるものが少しもない。
悪友は「読み間違いだろう、原本をよく見てみろ」というが、これは川口恭子先生にお読みいただいたものだし、私が見てもそう読める。
当人は病気持ちであったらしく、お役替えを願い出たりしているが、終には御番方に召し加えられた。
実は永青文庫蔵の先祖附の方は「病乱异死」と記している。
「异=異」だから、とにかく激痛で七転八倒とか、血を吐くとかいずれにしろ尋常ではない死に方ではないかと推察さる。
「寸七枚」とはそのような状態を示しているものと思われるが、とんと見当がつかない。
仏教の用語かもしれないがそれでもインターネットでヒットしないことはないと思うのだが・・・
今日は七夕、「七」の字の御縁で何やらヒントを夢枕に立たせていただけないものかと思ったりしている?