横井小楠に関する本は結構読んだが、地元徳永洋氏の著作「横井小楠」は持っていないのでAmazonに注文した。
実は、熊本史談会では来月この徳永洋氏を講師にお招きして「横井小楠」をお聞きすることになっている。
ならば御著を読んでおこうという訳である。氏は日本銀行にお勤めだったが、横井小楠研究に没頭されているようだ。
お聞きするところ、横井家の一族であるみたいだ。以下は私の全くの推測話である。
徳永昌孝という人物がおり、その娘・清子が不破家の養女となり小楠の兄時明に嫁いでいる。つまり横井左平太・大平兄弟の母親ということになる。
一方、徳永昌孝の姉か妹か不明だが、徳富美信なる人物に嫁いだ。徳富蘇峰・蘆花兄弟の祖母にあたる。
つまり徳富一敬(長男)の母親だが、四男が生母の実家・徳永家に養子に入っている(昌龍)。
その子が規矩氏で蘇峰や蘆花とは従兄弟となる。そんな時代の人物だが、徳永洋氏はここにつながっているのではないかとひそかに考えている。
本が届いたらこんな余計な詮索はよしにして、精読して、史談会の折には質問もぶつけてみようかと考えている。