引越しを済ませて40日ほどになるが、椅子から立ち上がると腰に痛みがあって体が伸びきらずに少々前かがみになる。
「本格的爺さんに見えるよ」と奥方が指摘する。前かがみで荷造り・荷解きをした後遺症とでもいえる。
部屋の中をうろうろしているうちにちゃんとなるのだが・・・
一方後遺症とは言えないかもしれないが、今一つ、左上腕部の痛みの再発と肩の凝りである。
上腕部の痛みはコロナワクチンの接種後からだが、そのせいなのか外科的な事なのか、何が原因やらとんと判らない。
時折腕に痺れが起っているので少々うろたえている。
肩こりの方は数か月前に、少しでも症状が回復すればと思い磁気ネックレスを購入した。
いまでもPCの前に4~5時間は座っているから、これも治りそうにはない。
81爺様がネックレスをするというのは全く様にならないが、藁にもすがりたいという気持ちがあった。
夏になりTシャツですごしていると、外出の際には恥ずかしいから外さなければならない。
奥方に譲ろうと思ったら、ムズムズするからいらないと断られた。結構高かったからなんとか使って減価償却をしなければならない。
ところで以前悪友が「肩が凝るという言葉は、夏目漱石が作った言葉だ」と蘊蓄をたれたことがある。
「本当かい」と聞くと、「疑うのか」という。「図書館で借りた本にあった」「本の題は忘れた」という。
そんなことを思い出しながら、肩をもんでみたり叩いてみたりして過ごしているが、まだ悪友が言うその「本」には出くわしていない。
ご存知の方が居られたら、ご教示給わりたい。