津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■「平成」誕生の日

2024-01-07 21:21:03 | 自分史

 昭和64年(1989)1月7日昭和天皇が崩御され、翌日8日、皇太子明仁親王が即位されて平成元年と改元された。
改元により昭和64年は存在しないことになるが、現実的には7日間だけ存在したことになる。
昭和世代の私にとっては、平成誕生というより昭和の終焉といった感が強い。
昭和の時代を47年も過ごしたからだが、もっとも平成の時代(1989年 – 2019年)も30年過ごしたことになる。
私にとっては平成の時代は波乱万丈の時代であった。
そして令和の御代も早6年、そう考えると私も長生きした。この19日には82歳の誕生日を迎える。
自分史年表を眺めながら感慨を新たにしている。

         

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■「一年の計」は、元旦ではないけれど

2024-01-07 15:00:58 | 書籍・読書

 昨年のNHK大河はほとんど見ていないが、今年の紫式部を主人公にした「光る君へ」は欠かさず見ようと思っている。
元旦に思いついたと言うわけではなく、今年は良い機会だから「源氏物語」を完読しようと思っている。
「対訳本」とか、著名作家の訳本とかどれにしようか、どれを購入しようかといろいろ考え、図書館に出かけて現物を見てからにしようと考えた。
しかしこれ以上本棚に並べるには余裕がない。奥方から苦情を言われるのも切ない。
ふと「青空文庫」を思い出した。ググってみると与謝野晶子の「角川文庫ー全訳源氏物語」が紹介されていた。

  1. 源氏物語 01 桐壺(きりつぼ)
  2. 源氏物語 02 帚木(ははきぎ) 
  3. 源氏物語 03 空蝉(うつせみ)
  4. 源氏物語 04 夕顔(ゆうがお)
  5. 源氏物語 05 若紫(わかむらさき)
  6. 源氏物語 06 末摘花(すえつむはな)
  7. 源氏物語 07 紅葉賀(もみじのが)
  8. 源氏物語 08 花宴(はなのえん)
  9. 源氏物語 09 葵 (あおい)
  10. 源氏物語 10 榊 (さかき)
  11. 源氏物語 11 花散里(はなちるさと)
  12. 源氏物語 12 須磨(すま)
  13. 源氏物語 13 明石(あかし)
  14. 源氏物語 14 澪標(みおつくし)
  15. 源氏物語 15 蓬生(よもぎう)
  16. 源氏物語 16 関屋(せきや)
  17. 源氏物語 17 絵合(えあわせ)
  18. 源氏物語 18 松風(まつかぜ)
  19. 源氏物語 19 薄雲(うすぐも)
  20. 源氏物語 20 朝顔(あさがお)
  21. 源氏物語 21 乙女(おとめ)
  22. 源氏物語 22 玉鬘(たまかずら)
  23. 源氏物語 23 初音(はつね)
  24. 源氏物語 24 胡蝶(こちょう)
  25. 源氏物語 25 蛍 (ほたる)
  26. 源氏物語 26 常夏(とこなつ)
  27. 源氏物語 27 篝火(かがりび)
  28. 源氏物語 28 野分(のわき)
  29. 源氏物語 29 行幸(みゆき)
  30. 源氏物語 30 藤袴(ふじばかま)
  31. 源氏物語 31 真木柱(まきばしら)
  32. 源氏物語 32 梅が枝(うめがえ)
  33. 源氏物語 33 藤のうら葉(ふじのうらは)
  34. 源氏物語 34 若菜(上)(わかな・上)
  35. 源氏物語 35 若菜(下)(わかな・下)
  36. 源氏物語 36 柏木(かしわぎ)
  37. 源氏物語 37 横笛(よこぶえ)
  38. 源氏物語 38 鈴虫(すづむし)
  39. 源氏物語 39 夕霧一(ゆうぎり・一)
  40. 源氏物語 40 夕霧二(ゆうぎり・ニ)
  41. 源氏物語 41 御法(みのり)
  42. 源氏物語 42 まぼろし
  43. 源氏物語 43 雲隠れ(くもがくれ)
  44. 源氏物語 44 匂宮(におうみや)
  45. 源氏物語 45 紅梅(こうばい)
  46. 源氏物語 46 竹河(たけかわ)
  47. 源氏物語 47 橋姫(はしひめ)
  48. 源氏物語 48 椎が本(しいがもと)
  49. 源氏物語 49 総角(あげまき)
  50. 源氏物語 50 早蕨(さわらび)
  51. 源氏物語 51 宿り木(やどりぎ)
  52. 源氏物語 52 東屋(あずまや)
  53. 源氏物語 53 浮舟(うきふね)
  54. 源氏物語 54 蜻蛉(かげろう)
  55. 源氏物語 55 手習(てならい)
  56. 源氏物語 56 夢の浮橋(ゆめのうきはし)

これを「一年の計」として6~7日に一巻づつ読破すると、大河が終了する今年の年末頃には読破ができそうである。
冥途の土産にチャレンジしようと、PCの画面を眺めながら精読を始めた。



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■細川斎護世子・慶前の矢部視察(3)

2024-01-07 06:56:52 | 歴史

  九月廿八日 晴

六ツ時半(6時)、御發駕ニて先町ゟ日矢筈ノ上ヨリ出ル、南手一里餘りニて愛蔵寺跡ニ被為入、大手一ト口左右渓束ルガ如キものニ所、其間
少し廣キ所ニ村家三五アリ、已前ノ町ノ迹ナリ、城跡ニ至レハ老杉千章、深阻ノ地形甚タ難得地ナリ、本丸跡も杉立ニて、石垣ノ様ノものハ今
ニ残リ、其西ニ畠アリ、少し平地ナリ、此所ニ御休所ヲしつらい有之、南面ノ望ミたり、向は矢筈菅山、此下ヨリ内大臣川流レ出デ、山と城迹
トノ間、緑川ノ水ニ合ス、緑川ハ此所ヨリ上ニて山を破ツテ南ヨリ北西二落、此所ノ下ヨリ又南西二曲リ、萬山ノ間ヲ穿テ甲佐川ト成ル、此
城迹ノ下ハ直ニ其流搦手ヨリ此水ヲ汲タルベシ、正面ハ目丸ノ山ナリ、数十里ノ深山ナリ、此一條ノ山脈桜スル所ハ五家(荘)那須ナリ、東ハ
簡尻、北ハ南郷となる、命作 〇是ゟ御帰リ懸五老瀑ニ入ラセル、此様子ハ別ニ略圖アリ、御作ノ思召アリ、岩尾城ハ瀧ノ北ニ在リ、猶濱町ノ
東ノ様二御成、壱里餘とふのゝ御昼休ニて、男成社 御参詣、社床高々也、西向一二丁ノ馬場アリ、坂ナリ、桜樹ノ木等見ユル、御帰リ懸リ左
ノ様二折テ聖瀑ニ至ル、瀑ノ景略ス、上ニハ渕上迄御側役迄ニて 御下リ、直ニ渕上之細道を御通、往還江被為入候、御供ハ上ノ山ヲ回リ馳参
ス、濱町御帰リ、七ツノ頭ニも成ル、小市領社御参詣、社地下ノ段ニテ子供相撲有之、上ノ段 御休所ノ左りニて木師細工ヲ仕ル、子供ハ十二
三以下なり、御望ニもナル木師細工十人計、次第ニ仕上ル、薄暮 御本陣江御帰り 〇御本陣江出ル、被仰付置候愛藤寺詩并五郎瀑詩上ル、召、 
御案句中也、渡部(邊)直グ詩歌ヲ進ム、五ツ過引取、今晩ハ出来オわすられス候、 〇引取懸赤星文齋ヲ訪、入江傳右衛門、嶋田又四郎宿也、
玉山画ニ(片岡)朱陵ノ讃一對幅ヲ見ル、宿所ニ帰り候ヘハ、男成陸奥、伴玄蕃、伴敬哉至、杉谷ニ画ヲ頼ミ讃ヲ乞事甚シ、二三枚ヲ畫ス、遅
ク寝ス、渡部(邊)ヨリ肥後傳記一冊遣ス

 

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