こむら返り 闇の明けまつ寒夜かな 津々
今朝4時過ぎ、左足に強烈なこむらがえりに襲われた。あわてて跳ね起きたが足が毛布にからまって時が過ぎる。
強烈な痛みで床に足をつけて体重をかけようと思うが、伸びきった足首はなかなか元に戻らない。
苦痛に耐えてなんとか足首をまげて、電気もつけずベッドに腰を掛けてしばらくを過ごした。
寒さにも気が付かないほどであったが我に返り、足を引きずって漢方の薬を探し出して服用する。
再びベッドにもぐりこんだが、痛くて再発するのではないかと目がさえてしまう。
患部の痛みを中心に、同心円の水の輪が広がるような感覚に陥って、6時すぎの起床まで眠れなかった。
起き出してみると歩行ができず、無理をして歩くたびにふくらはぎが悲鳴を上げる感じ、歩くのも壁伝いというありさまである。
老いの体はあちこちで悲鳴を上げている。