津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

11■ 仇討④ 江戸八丁堀神田白銀町代地細川様御中屋敷前 親の仇 嘉永3年1月18日 打手:兄定吉、弟政吉 敵:鶴吉事完治

2024-01-31 08:12:54 | オークション

11■ 仇討④ 江戸八丁堀神田白銀町代地細川様御中屋敷前 親の仇 嘉永3年1月18日 打手:兄定吉、弟政吉 敵:鶴吉事完治 

 事件の内容もさることながら「江戸八丁堀神田白銀町代地細川様御中屋敷前」という場所がどこだろうと、「江戸切絵図」を眺めていたら、「八町堀霊岸島日本橋南之絵図」に該当する場所を見つけ出した。
神田白銀町ではなく新銀町(しんしろがねちょう)が本当らしい。
新場橋の位置からすると現在の日本橋兜町17番地あたりか?
さすがにこのような事件は、熊本藩年表稿には書いてはないが、わが「津々堂年表」?にはしっかり記録にとどめておこう。

         □□嘉永三年戌十月十六日
    朝七ツ半頃八丁堀神田代地に
          かたき
    おいて親の敵を討たる次第
    十一ヶ年前上総の国の百姓
    某ふとわづらいしにいつの比よりか
                                         やこ
    近村の僧来りて野狐をつけ
    てゐにその為に
    命をうし
    ない此僧を敵と思ふにその村をのがれて
    行来志甚□なりぬ 今親子ハ御當地に□□□
        つきこめ
    下□□丁に衝米渡世をなして諸所を
            きぞく
    尋るに此敵の僧は帰俗して北□町に
                 すみ日雇を
          なして暮したるを
          見とどけ今日こそ父の命日なれバ
          □□□をはらしくれんとまち□□て
          本意をとげ既に孝子の一念
          神佛の加護勧懲のあきらか
          なる□おそるべし/\

コメント (1)
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