大寒や 転びて諸手つく悲しさ 西東三鬼
たちい
大寒に まけじと老の起居かな 高浜虚子
大寒や 阿吽の像の力こぶ 津々
諸手をつくくらいは転倒するよりは良いのかもしれないが、本当に悲しいと思うだろうとつくづく思う。
齢を重ねなければこのような句は生まれない。
数年前、濡れたコンクリート型枠用の合板に足をかけて、見事に体が宙に浮いてしりもちをついてしまったが、以来転ばないように十分気を付けている。
転んでの骨折が怖いから滑らない靴底の靴を履いたりと、年相応の気遣いをしている。
もう力こぶはいらないが、まずは足腰がしっかりしていないと話にならない。
大寒や 出かける前のスクワット 津々
今日は熊本史談会の例会に出席してきました。そろそろ20年、皆勤です。