津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■勘弁して~

2017-04-12 07:22:23 | 熊本地震

 9日の晩の震度3以来昨日・今日と震度2・1の地震が4回起きている。
今朝も3時過ぎにぐらりときた。地震があるとしばらく寝付けないのがこまる。
あの大地震からそろそろ一年、もう終息だろうと思ってきた矢先で少々不安が募る。

         4月12日03時27分頃 熊本県熊本地方 M3.0 震度2
         4月11日21時26分頃   同上    M2.1 震度1
         4月11日14時56分頃   同上    M2.6 震度1
         4月11日06時31分頃   同上    M3.4 震度2 







  

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■七歳以上取調べ

2017-04-11 07:13:15 | オークション

 「熊本城下の町人 古町むかし話」に「七歳以上取調べ」(p105)がある。 

七歳以上の帯刀者取調が文政十一年四月にあった。「御見合に相成り候儀有之候間御家中七歳以上の男子並に育ての者支配浪人
譜代の家来に至る迄帯刀以上もれざる様帳面に相認め当月中相達候様・・・」と帳面案文を添へて奉行所から通達した。
その通達の案文といふは

   一、何の何某
     家内七歳以上男子何人 但自身共
   一、右何某 育の者七歳以上男子何人
   一、右何某 支配帯刀の者男子何人
   一、譜代の家来帯刀の者男子何人
     以下右に准
   右の通御座候以上
これは組頭の届出形式である。

          益田弥一右衛門

この写真がまさにその折提出されたものであろう。現在ヤフオクに出品されている。

          杉村丈助・安東弥左衛門

          陳 半左衛門

 

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■雄山老とは・・・

2017-04-10 16:14:42 | 徒然

 ヤフオクで落札した ■祖父雄山 の書状を読んでいるが遅々として進まない。
この人物、米田家の関係者と思い込んでいたら大間違いであった。
連日の雨に降りこめられて、時間つぶしに「肥後先哲偉蹟 正・続」を眺めていたら朽木内匠(昭恒)の項に遭遇、この人こそが「俊嶽院殿顯外雄山大居士」すなわち雄山老その人であった。なぜこの著を開いて調べなかったのか、まことに手落ちではあったが、大きな謎が一つ消えて読み下しにも力が入るというものだ。
朽木家の跡継ぎ問題に関わる文書を数点手に入れて、一人謎解きを楽しんでいるのだが、こんな下世話な話が大好きで楽しくて仕様がない。
 

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■お安く読む・角川ソフィア文庫「貞観政要」

2017-04-10 10:26:42 | 書籍・読書

                          角川文庫 角川ソフィア文庫<br> 貞観政要


内容説明

源頼朝や徳川家康、明治天皇も治世の参考にしたと言われる帝王学の最高傑作を、原文に触れながらやさしく学べる入門書。中国史上最も安定した時代「貞観の治」を成した名君とその家臣たちの対話で、上司と部下の関係や、組織運営の妙を説く。「部下の諫言を聞き入れよ」「清貧の生活に甘んじよ」「敵の忠臣を登用せよ」など、現代の処世にも生かせる普遍的な知恵の結晶であり、ビジネスにも有効。必読の中国古典の名著。

目次

1 明君の条件
2 創業か守成か
3 諫める臣下、聞き入れる君主
4 かけがえのない人材
5 前轍を踏むな
6 後継者をどう養成するか
7 人を選ぶ
8 儒学を尊ぶ
9 言葉と行動に責任を持つ

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■久々の地震~~~~

2017-04-09 21:41:43 | 熊本地震

 21時39分ごろ久々の地震、奥方が大声上げ、私は本棚の本が飛び出すのではないかと身構えました。
すぐにTVにテロップが流れ、震源は熊本、震度は3、周辺県市町村に及ぶ広範囲のようです。
あと数日で熊本地震から一年、まだ安心できぬことを実感させられます。

 

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■杉塘は桜並木?

2017-04-09 08:29:52 | 熊本

 昨日 ■桜を切り倒す不届き者 を書いたが、以前ご紹介した ■熊本城下町図 を眺めていたら、陣橋のあたりから清正公道が井芹川に至る土橋にいたるいわゆる杉塘に「此道ノ両班並杦ノ間に桜■■」とあり、杉並木の間に桜が植えられていたことがわかる。
また土橋から牧崎に至る道筋には「コレヨリ牧嵜村口迠桜バゝ」とある。牧崎村口手前に細川内膳家屋敷(牧崎内膳家)があり、その先から
本妙寺に至る参詣道がある。牧埼は本妙寺門前の村であり、大いににぎわいを見せたという。
 

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■桜を切り倒す不届き者

2017-04-08 08:59:40 | 歴史

 ここ三日ほど雨模様の熊本だが、気温が高いので桜も七八咲といった感じ、我が家の近くの自衛隊通り(西部総監部・健軍駐屯地)の600mにも及ぶ桜並木も見事な状態になっている。熊本城の行幸坂や本妙寺参道などの桜も、雨さえ降らなければ多くの花見客で賑わったことであろうが、無情の雨である。
「歳序雑話」によると、立田山に連なる岩倉山が桜の名所だったというが、この高台は現在では住宅団地に生まれ変わって久しい。
その岩倉山のすぐ下、北側に西部総監部隷下の自衛隊の第八師団(北隈本駐屯地)が広がるが、ここもその周囲を桜の木で包み込まれて見事である。

昨日の事「熊本藩年表稿」を何気なく眺めていたら、次のような記事に出あった。
  文政八年四月八日 陣橋より牧崎村迄桜切倒犯人とりしまりを在御家人及び村方へ申付(藩法816)

陣橋とは城域北西端の真下にある井芹川にかかる小さな橋だが、ここから杉塘を経て牧崎村に入り、本妙寺へと繋がっていた。
牧崎村には細川内膳家そのた高禄の家臣の別荘が立ち並んでいる。その道筋に桜が植えられていた。
城の北西端には二の丸御屋敷があり、眼下にこれらの景色が広がっていたことになる。

桜のころはさぞ美しい景色であったろう。そんな桜の木を切り倒す不届き者がいたのである。

地震の影響で熊本城から本妙寺方面を遠望ができるのかどうか判らないが、古地図を眺めながら往時の風景に想像をたくましくしている。 

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■遂にゲットしました。『 永源師檀紀年録並付録 正伝永源院蔵本 』

2017-04-07 08:42:49 | オークション

平成13年 今谷明 監修 『 永源師檀紀年録並付録 正伝永源院蔵本 』 初版 函 阿波郷土会 建仁寺 塔頭寺院 茶道 細川氏   平成13年 今谷明 監修 『 永源師檀紀年録並付録 正伝永源院蔵本 』 初版 函 阿波郷土会 

 この本、且ては所蔵していたものだがある方に差し上げた。又すぐに手に入ると思っていたらなんと「幻の書籍」状態になっており、この度数年がかりで入手することができた。感激一入である。
細川家マニアにとっては欠くべからざる書籍だと思っていて、ヤフオクに出品いただいた方に御礼申し上げたい。
その後調べ物の為図書館に出かけ書籍名を申し上げると、所蔵されていないから内容についても御存じではなく、「こんな本があるんですね」と言われたことをよく覚えている。そして熊本県立図書館はいまだ所蔵に至っていない。
ヤフオクに出品されていることを知った後、Amazonを調べてみたらなんと三点の新本・中古本が出てた。こちらは15,800円~34,101円と高価である。こんなに高価だと図書館もなかなかすぐに購入とはいかないだろう。


 

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■松寿庵先生・第231講

2017-04-06 17:30:04 | 史料

                        参考として:■天和二年の九州巡見使

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■一石橋から龍之口遠望

2017-04-06 13:19:19 | 歴史

                    a0277742_169101.jpg

 この浮世絵は「富士三十六景・一石ばし」である。銭亀橋が見え江戸城が見え富士山を望んでいる。
銭亀橋がかかる堀が道三堀、堀の奥に見えるのが道三橋だそうで、図の左手奥が細川家の龍之口邸である。 

一石(いちこく)橋は別名「八見橋」、自らを含めて日本橋・呉服橋・銭亀(瓶)橋・道三橋・常盤橋・鍛治屋橋の八つの橋が見渡せ、橋見物の名所であったとう。
石本馨氏の著「大江戸 橋ものがたり」を読んでいるが、それぞれの橋の由来・逸話が面白い。
道三堀は江戸城大手門へまっすぐ進む重要な堀で大どぶとも呼ばれる内堀につながっている。日本橋からこの一石橋・銭亀橋・道三橋へと江戸城への水運の要でもあった。
細川藩邸の様子がもう少し詳しく描かれていたらと残念にも思うが、雰囲気を味わうことのできる貴重な画である。
 

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■赤頭

2017-04-05 06:59:53 | 熊本地震

                        

 四ヶ月ほど前、わが史談会に新しい会員M氏をお迎えした。肥後金春流中村家のご当主からのご紹介での入会である。
中村様は史談会の創設者であり、長い間その運営に携わってこられたが数年前不肖私が事務局を受け継いだ。
いつも史談会の事を思っていただきただただ感謝である。
M氏は祇園宮(北岡神社)の能楽師・友枝家のご子孫の御一人らしく、由緒を記す文書があって読み下しの依頼を受けた。
友枝家は喜多流のシテ方職分として名を成されたが、その友枝家の近世の一時期を窺い知る貴重な文書であった。

    友枝家の能 

話は変わるが、私が興味を持っている朽木家の定彦氏の順養子に係る文書が次々にヤフオクに出品されて悩ましい限り出る。
関係する人物の一人に松井家分家(古城家)の典礼なる人がある。
文久二年のことだが祇園社では奉納能が催されることが決まり、友枝小膳なる人物が「石橋」を演じることとなった。小膳は江戸の喜多流宗家に出かけて数か月修行に励んで相伝を受けて帰国した。
前年細川家龍之口邸においては藩主(韶邦)が中将任官の御祝能が催され、喜多六平太が「石橋」を勤めたという。
その折用いた「赤頭」を松井典礼が拝領した。
そこで友枝小膳は松井家に対して「赤頭」の借用を願い出た。ところが松井家は「何か小膳が松井家に対し心得違いの儀があった」としてなかなか貸してくれない。後援者が再三松井家を訪れ懇願したがこれも徒労に終わった。友枝善右衛門等同門の人たちが同道して改めて借用のお願いをした。典礼は「小膳へは遣わす事罷成らぬが貴所等へなら進上致す」との返答で進物として拝領したという。
祇園宮の奉納能における小膳の舞は見事なものであったという。
後に関係者が改めて返礼のため松井家を訪れたことは言うまでもない。(出典:熊本御城下の町人 「赤頭のもつれ」から)

尚、韶邦の中将任官は万延元年であり、引用文との齟齬が見受けられる。
松井家と友枝家の関係はその後も友好的であったことが 友枝家の資料からうかがえる。


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■代理入札‥失敗

2017-04-04 11:19:40 | オークション

                                                寶永元年・奉行所より0町本00中、長六渡船‥‥‥‥洪水時‥‥21.5cmx15.5cm

 史談会の若い友人N君に頼まれて代理入札をするも、時間ぎりぎりの入札に失敗、入札者なしで時間切れとなってしまった。
締め切りが23時19分(?)で、風邪気味の私は椅子にもたれかかってうとうとしてしまい、気が付いたときは1分少々前、少々あせってしまっての真に不甲斐ない結末となった。
競争者がいて競い負けをしたのならいざ知らず、この体たらくではN君に申し訳が立たないと思い今朝ほど出品者に電話を入れて事情を説明して手に入れる段取りができた。
落札者が居なかったのが幸した。

この文書の内容だが、「熊本藩年表稿」には全く同じ日付で次のようにある。
  洪水の季節になり、長六渡船修復を命令
まさしくこの文書が奉行所(藩庁)から御町(熊本)奉行に通達された物であることがわかる。この文書は一連の「家老米田家」の文書なのだが、奉行所が写しを作り月番家老に控えとして渡したものか? 年号が記されていることからもそれを伺わせる。
出典は「春日」とあるが正式書名の略号表に登場していない。「覚日=御奉行所覚帳幷同日記頭書草稿」の間違いではないかと思うのだが、正誤表にも登場しない。

橋がかけられては水害で流され「船橋」がかけられた事もあった。そのことは以前■長六橋に書いたのでご覧いただきたい。

 

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■只今2,000円「肥後熊本◆熊本御城下の町人◆昭27細川家相撲角力風俗江戸和本古書」

2017-04-03 08:28:19 | オークション

肥後熊本◆熊本御城下の町人◆昭27細川家相撲角力風俗江戸和本古書  肥後熊本◆熊本御城下の町人◆昭27細川家相撲角力風俗江戸和本古書

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■只今8,000円

2017-04-02 16:03:38 | オークション

                   熊本藩侍帳集成 / 松本寿三郎 細川藩政史研究会 1996年

 

                         熊本藩侍帳集成 / 松本寿三郎 細川藩政史研究会 1996年

 
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■風邪にて候

2017-04-02 13:14:16 | 徒然

 昨日は夕方頃からくしゃみを連発、鼻水が止まらずティッシュの山をこしらえた。頭痛がして食事も進まず、コーヒーが苦くてまずい。
ブラタモリを見終わったところでベッドに転がり込む。ここ四・五年風邪で寝込むことがある。今回もなんだかそんな予感がした。
8時過ぎに起床、軽く食事をとって頭痛に耐え切れず今一度洋服を着たままベッドに入る。
11時過ぎ友人の電話で起こされ、ベッドを出る。頭痛も少し治まってきたようだ。くしゃみと鼻水は相変わらずで、ティッシュの箱はニ箱目。
四月に入り史談会も新年度、各種報告資料の作成や会計検査も受けねばならない。金銭出納簿をチェックしているが、計算間違いがあって大慌て。今日はいろいろ片づけてしまおうと思っていたが、それどころではない。これからまたベッドにもぐりこもうと思う。 

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