すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

別れの予感のから騒ぎ

2023年12月14日 | 雑記帳
 目覚めた後、寝床の中で朝刊を開くのが習慣の一つだ。いつものようにめくりながら、一応「今日の運勢」もチェックする。良い場合もそうでない時もほとんど忘れて一日を過ごすのが常だが、今日の文言はちょっと響く。「別れの予感。それがいっときか永遠かは不明」…なんだこれは。3月生まれの読者よ、どうする。


 今日は雪予報もあるし出かける業務もないので、車を使わず徒歩通勤。途中、ご近所の方お二人と「降らないでええんしな」と朝の挨拶をする。この時間帯だと車も人もあまり通らず、事故に遭う可能性は少ないなと自らの「別れの予感」(笑)を若干気にする。職場に着き、今日の仕事を確認。明日以降の準備が主だ。


 TVで寺社のすす払いの話題が出ていたので、館内の「年末年始特集」展示をブログで紹介する。その後明日のPPT確認などをしていたら、読み聞かせグループの方が見えて、来年度計画の相談をされる。期日を聞き、会場の仮押さえをする。来年のカレンダーを準備しないと仕事が捗らない。今年とのお別れか。




 昼食後は、明日学校で配る絵本資料を作成。去年の分を手直しする。その後、館内に西木正明氏の本が展示されていることに気づく。今月5日に亡くなった本県出身の直木賞作家。新書でエッセイは読んだが作品には馴染みがない。しかし郷土の作家なので図書館としてはふれたい。別れが既に来ていたという話か。


 4時半に退勤。家に着くと注文した中古DVDが届いている。動画配信サービスには縁がなく、どうしても観たい映画だったので、久しぶりに購入した。DVDをプロジェクタにつなぎたいので、数か月ぶりにダイナブックPCに電源を入れる。しかしうまく作動せず、いよいよ寿命と思う。そうかこれが別れであったか。


 と、そんなことを夕食時に喋ったら、「夜の12時までわからない」と不気味なことを呟く同居人。確かにそうだ。食事を終え録画したドラマを観ていたら、珍しくいつの間にか寝落ちして目覚めたら一日が…。「ONE DAY 聖夜のから騒ぎ」という題だったな。まだ10日早いが「から騒ぎ」した一日と一人苦笑する。