語呂合わせにもほどがある。そもそも「〇〇の日」は数字の読み方に掛けた語呂合わせが多いが、今日はさすがに…11月14日「いい石の日」。あまりにそのままなので、だったら11月は毎日「いい〇〇の日」になりそうだ。ただ、「石」にはずいぶんお世話になったことを思い出した。
中学校で講師を務めたとき、詩の授業で比喩を教える時に「石」を用いた。全くの我流で「石の心」という言葉を出し、いろいろとイメージできることを発表させたりして、直喩、隠喩など知ったかぶりして教えたことを記憶している。無謀にも学級の詩集づくりに挑戦したりした。
それから30年近く過ぎ、同じ地区の小学校に勤め、廃校になる年に、その記念事業で群読用の詩を作った。題名が「ヒカルイシ二ナレ」。古びた木造校舎と取り囲む光景を詠ったものだった。シンボルであった大きな石、宝石のような思い出、そして未来への意志…を込めたつもりだ。
国語辞典を使った実践を数年続けた時に、誰でも知っている語をクイズにするのは、教材としても面白かった。「石」は説明用に使う定番の一つだ。わかりにくい意味からヒントとして出していく。例えば、石は「内臓にできるかたい物質」「ライターの発火用合金」「碁石」の順で…。
辞書を読むと、石には「固いもの、無情なもの、融通のきかないもの、などを、比喩的に表す語」との意味がある。それをもとに「いい石の日」の独自の解釈を試みれば「世の中、そんなに柔らかすぎていいのかと叫ぶ日」である。意固地もたまにはいいだろう。こじつけが過ぎるか。
中学校で講師を務めたとき、詩の授業で比喩を教える時に「石」を用いた。全くの我流で「石の心」という言葉を出し、いろいろとイメージできることを発表させたりして、直喩、隠喩など知ったかぶりして教えたことを記憶している。無謀にも学級の詩集づくりに挑戦したりした。
それから30年近く過ぎ、同じ地区の小学校に勤め、廃校になる年に、その記念事業で群読用の詩を作った。題名が「ヒカルイシ二ナレ」。古びた木造校舎と取り囲む光景を詠ったものだった。シンボルであった大きな石、宝石のような思い出、そして未来への意志…を込めたつもりだ。
国語辞典を使った実践を数年続けた時に、誰でも知っている語をクイズにするのは、教材としても面白かった。「石」は説明用に使う定番の一つだ。わかりにくい意味からヒントとして出していく。例えば、石は「内臓にできるかたい物質」「ライターの発火用合金」「碁石」の順で…。
辞書を読むと、石には「固いもの、無情なもの、融通のきかないもの、などを、比喩的に表す語」との意味がある。それをもとに「いい石の日」の独自の解釈を試みれば「世の中、そんなに柔らかすぎていいのかと叫ぶ日」である。意固地もたまにはいいだろう。こじつけが過ぎるか。
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