本を読むペースが上がらないのは、読む時間がないのが一つ(出張の移動中に読めるだろうと思いきや、行きは大抵当日の新聞、帰りは疲れて居眠りでダメ)、それと図書館へ行く時間がないのも一つあります。図書館は19時で閉まってしまうため、地方出張に出てしまうと絶対にムリ。土日にそのためだけに駅前に出かけるのも億劫で…
それはさておき、本書はとても面白く、かつ考えさせられた。在日米軍と言えば真っ先に思い出すのが沖縄駐留部隊、それに全国各地の基地(空港)じゃないだろうか?もっとも昨今であれば東日本大震災の際に展開された「トモダチ作戦」かもしれないが。
知ってるようで実は知らないのが在日米軍なのだな、と本書を読んで認識した。そもそも組織構成の認識からしてややこしい。陸海空三軍+海兵隊、それらの司令部と太平洋軍司令部のややこしい関係、それらのカウンターパートとなる防衛省、自衛隊。歴史的経緯や両国における各々の組織の立場などが絡まりあい、まったく簡単ではない。
本書は、そういう簡単ではない組織および関係ながら、日米安保のために尽くしている人々の行動や行動理論についても書かれており、ふぅむそういうものか、或いは成程そうだったのかと思うところ多々。
単純に米軍ハンターイなんて子供じみた行動はやめて、きちんと理解した上で基地移転要求、軍用地返還要求などをしたら良かろうと思う(僕は在日米軍容認とまでは行かないが、単純に出て行け論にもくみしない)。
2012年3月15日 通勤電車車中にて読了
それはさておき、本書はとても面白く、かつ考えさせられた。在日米軍と言えば真っ先に思い出すのが沖縄駐留部隊、それに全国各地の基地(空港)じゃないだろうか?もっとも昨今であれば東日本大震災の際に展開された「トモダチ作戦」かもしれないが。
知ってるようで実は知らないのが在日米軍なのだな、と本書を読んで認識した。そもそも組織構成の認識からしてややこしい。陸海空三軍+海兵隊、それらの司令部と太平洋軍司令部のややこしい関係、それらのカウンターパートとなる防衛省、自衛隊。歴史的経緯や両国における各々の組織の立場などが絡まりあい、まったく簡単ではない。
本書は、そういう簡単ではない組織および関係ながら、日米安保のために尽くしている人々の行動や行動理論についても書かれており、ふぅむそういうものか、或いは成程そうだったのかと思うところ多々。
単純に米軍ハンターイなんて子供じみた行動はやめて、きちんと理解した上で基地移転要求、軍用地返還要求などをしたら良かろうと思う(僕は在日米軍容認とまでは行かないが、単純に出て行け論にもくみしない)。
2012年3月15日 通勤電車車中にて読了