日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2012年3月22日 【仕事】逆接待?

2012-03-28 19:38:12 | 仕事
 午後、丸の内の打合せが終わって東京駅へ急ぎ、三島へ。これから暫く(ひょっとすると数年間)続く、月例出張の始まり。「こだま」は先週のダイヤ改正で車内販売が無くなってしまったので、せっかく買った「コーヒー回数券」がムダにならぬよう、乗車前に売店で引き換えるのでアリマス。うぅ、時間がない時は厳しいぞ~。

 今日はキックオフというか何と言うか、ともかくお客様がピザとビールを用意して下さり、月例会議の終了後に皆で頂きました。普通なら業者側で用意するのですが、色々と事情(立場)がありまして…有難くご馳走になりました。やはりオフタイムになると、会議では聞けなかったこぼれ話や、お客様の人柄が出てきて面白いですハイ。

 で、お客様が妙にノッてしまい「二次会」を市内でやることに…そのピザを作ってくれたイタリアンな店に移動し飲み始めたは良いのですが、クスリ服用中の影響か急に気分が悪くなり中座、何とか歩けたのでホテルに泊まらず新幹線で帰ってきました。空いてたので3席使って横になれて良かった。帰宅した頃は普通の酔っ払い状態でしたが、アレは何だったんだろう、のぼせたような…たぶん一瞬だけ高血圧になったのでしょう。

 残念な退席でしたが少しずつお客様や現地スタッフとも馴染んできましたので、この調子で通いたいと思います。帰りは、新幹線の待ち時間が長いようなら在来線でも良いなぁ…三島だとタイミング次第では30分と違わずに帰れますので。
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【本】田中淳夫著 「里山再生」(洋泉社新書)

2012-03-28 07:13:48 | 本・映画・展覧会
 最近は色々な場所で色々な団体が里山再生に取り組んでおり、少しずつ市民の参加も増えているとは思うが本書はなかなかに手厳しい書である。

 里山の具体的な定義に始まり、自然林との違い、里山の動植物についても解説。そしてなぜ里山が「危機」となったかについて述べる。ここで、自分が抱いていた里山とは平地に接する丘陵とか雑木林程度という狭い認識であり、筆者の言う里山とは林業にも使う山間部を含むと言う違いに気付かされた。

 里山の効用について著者は里山のみならず周辺の自然環境、川やダム、棚田、海までも触れ、視野が広いなと思う。ユニークなのは、自然破壊と批評されがちなゴルフ場についても綺麗に維持されたコースには動物の生存に有用と評価している点。そうした視野の広さは「里山保全運動」への手放しな賞賛を行わず、実効の有無について書いている。そもそも、今の日本の保全運動程度では焼け石に水ではないかとも。

 もちろん著者は里山を否定しているわけではなく、自身が里山に移り住んでいる「肯定派」なので、良い悪いと言う単純な二元論に溺れていないところは好感が持てる。だが何となく全体に否定的な、というか悲観的な論調なのが気になる。もっとも、幾つもの具体的な再生策を提示しており、決して諦観しているわけではないと伺える。自分にも何かできないかな?と考えさせてくれる本だった。

 2012年3月22日 出張に向かう新幹線車中にて読了
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