最近では総務大臣、かつては鳥取県知事だった片山氏って「韓国通」だったんだね。しかも(話半分かもしれないが)喋れるとは…知らなかった。そして鳥取県が韓国と、本書に記されたようなつきあいをしていることも知らなかった。
地方レベルで色々と取り組むって小回り効くし規模は小さくても密度の濃い付き合いができそうだし、やったら良いと思う。ただ、国の方針が変わったりしたら難しいでしょう。極端な話、国が国交断絶って方針を打ち出したのにローカルではこれまで通りのお付き合いって、少なくとも公式にはマズいですよね。
当然片山氏は分かっていて「『外交』とは国と国とで行うもの。我々地方同士が行っているのは『地域間交流』です」(本書エピローグより)と口にしているそうだが、と言うことは交流の輪はさほど大きく広がらないとも言えまいか。むしろ片山氏はそれを望んでいるようにも思える。そうした地域間交流のパイプがあっちの自治体でもこっちの自治体でも…と何本にもなるように。なんか筋繊維みたい。
同じような「交流」を地道に続けている自治体が日本にどれくらいあるのか、その相手は基本的に海を隔てて接している国々だけなのか、ちょっと知りたくなった。
2012年3月22日 通勤電車車中にて読了
地方レベルで色々と取り組むって小回り効くし規模は小さくても密度の濃い付き合いができそうだし、やったら良いと思う。ただ、国の方針が変わったりしたら難しいでしょう。極端な話、国が国交断絶って方針を打ち出したのにローカルではこれまで通りのお付き合いって、少なくとも公式にはマズいですよね。
当然片山氏は分かっていて「『外交』とは国と国とで行うもの。我々地方同士が行っているのは『地域間交流』です」(本書エピローグより)と口にしているそうだが、と言うことは交流の輪はさほど大きく広がらないとも言えまいか。むしろ片山氏はそれを望んでいるようにも思える。そうした地域間交流のパイプがあっちの自治体でもこっちの自治体でも…と何本にもなるように。なんか筋繊維みたい。
同じような「交流」を地道に続けている自治体が日本にどれくらいあるのか、その相手は基本的に海を隔てて接している国々だけなのか、ちょっと知りたくなった。
2012年3月22日 通勤電車車中にて読了