福島中央テレビがYoutubeから削除させたらしいですが、その復活版。本当に政府と地方の役所のやり方に腹が立ちます。
<ドイツZDF-Frontal21 福島原発事故、その後(日本語字幕>
福島中央テレビがYoutubeから削除させたらしいですが、その復活版。本当に政府と地方の役所のやり方に腹が立ちます。
<ドイツZDF-Frontal21 福島原発事故、その後(日本語字幕>
政治の話はこれからは余りしないつもりですが、野田氏が輿石氏を幹事長にしたことが解せずに引っかかっております。新聞は党内融和のためと、まるで素人の床屋政談なみの解説。野田氏の演説を聞いても、この人が個人的にもかなりの反小沢らしいのはわかります。とはいえ、全員野球とか言ったくせに徹底的に小沢派を干し上げて、無能をさらけ出した空きカンのブザマを目の当たりにして、いくら嫌いでも小沢氏なしでは政権運営はできないと悟ったということなのでしょうか。あるいは、単に小沢派の引きはがしのための懐柔策の初手なのでしょうか、しかし、小沢氏排除が目的の懐柔策では、いきなり幹事長ポストを輿石氏という大胆な策がわかりません。地上げ屋さんは、これは既に小沢氏が、海江田氏でコケた場合を想定して打ってあった計画のうちだったという話を書いていますが、どうなのか。同様に、田中良紹さんも、来年の代表選まで見越して打った小沢氏の作戦であると読んでいます。以下抜き書き。
野田氏は前原氏の出馬で落選確実と見られていた。その野田氏も前原氏も最大勢力を誇る小沢氏に面会して支持を求めた。その結果、小沢氏は前原氏の不支持を決めたが、野田氏を不支持とは言っていない。そして小沢氏は鳩山グループが推す海江田氏を支持する事に決めた。前原氏を不支持とした理由は幹事長人事で折り合わなかったとされている。つまり前原氏は輿石幹事長を承認しなかった。
野田氏が代表選挙で「どじょう」の話を持ち出したのは輿石氏が念頭にあったからである。つまり代表選挙が始まる前から野田氏は輿石幹事長を約束していたと今になって私は思う。それが前原氏と野田氏の帰趨を分けた。そう考えると来年9月の代表選挙にかける小沢氏の意欲が見えてくる。
来年の代表選挙に現職総理が立候補するのは当然である。その時、自分が支持した総理の足を引っ張って権力を奪うというのでは筋道がたたない。自分が支持した候補を破った総理と戦うのが正道である。その意味で来年9月までの総理は野田氏か前原氏でなければならなかった。しかし反小沢で動く総理でも全くパイプのない総理も困る。来年戦うに足る「対立」と党をバラバラにしない「共通項」とを併せ持つ総理が好ましかった。
また、それとは逆に天木さんのように、輿石氏は既に野田陣営に取り込まれたのだと読んでいる人もいます。しかし、輿石氏の年齢でここで寝返っても何もいい事はないでしょうから、その線はないでしょうね。
この小沢氏に近いと考えられている輿石氏の幹事長という人事に関して、早速、産経が感情的になっているようです。
【主張】野田新首相 輿石幹事長に唖然とする 2011.8.31
前回、小沢氏の処分解除の動きに、耳を疑ったと思ったら、今回は、唖然とする、この欄の著者は、感覚器と思考機能にかなりの問題がありそうです。放射能のせいでしょうか。ついでに「開いた口が塞がらない」朝日の社説子さんは、口腔外科で顎関節症を見てもらった方がよいでしょう。ま、ともかく、産経、朝日という潰れかけの売国新聞のことは放っておきましょう。輿石氏の人事の意味は、今後の野田氏、輿石氏の行動で自ずと明らかになるでしょうし。いずれにせよ、結束強い小沢派と敵対しては、政権運営は不可能だと考えていることだけは確かでしょう。その点、空きカンとか悪徳弁護士よりは智恵はあるようです。
これまでの野田氏の働きをみていると野田氏に期待しろという方が無理ですけど、あるいは、ひょっとするようなことがあるのかも知れません。織田信長なみにうつけ者を装っていただけという可能性もゼロとは言えません。現時点で官房長官が決まっていませんが、その辺の人事と今後の動きを見て、評価したいと思います。