百醜千拙草

何とかやっています

情報の制限

2015-02-17 | Weblog
最近、随分、もの覚えが悪くなったような気がします。「ど忘れ」は毎日です。
さっきも見覚えのないところから催促のメールが来ました。過去数日間のメールを探ってみたら、確かにメールは受け取っていて読んでいる形跡がありました。それでも思い出せません。

以前の私は責任感が強く、済ませていない用事があると落ち着かないタイプの人間でしたが、最近は、ペンディングの案件を複数引きずっていても、忘れてしまうのか、何とも思わないようになりました。

それにしても頭が悪くなるというのは困ったものです。私は、周囲の動向には鈍感で反応が鈍いのですが、見聞きしたことを比較的よく覚えているのが強みで、それが頭の回転の遅さをカバーして、そのおかげて何とか続いたと思っているのですが、どうもその唯一の武器がなまってきたようです。

ひょっとしたら、インターネットで過剰情報が入り過ぎているのが問題なのではないかと思い始めました。論文を読むために買ったタブレットもその用途に使うことはなくなり、メールのチェックやどうでもよい記事を読むことが多くなり、さすがにマズいと、電源を入れないように最近はしています。情報処理能力が減っているのだから、入ってくる情報を制限せざるを得ません。ただでさえ最近は、じっくりと丁寧に論文を読むという習慣が乏しくなってきていますから、ネットで余計な情報をかき集めて消費してしまう時間を減らして、じっくり物事を考える時間をつくらなければ、残りの限られた人生の時間をムダにしてしまうと思う日々です。
内容のないエントリーになってしまいました。
コメント
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