昨日(4/2)、吉野町飯貝(いいがい)の本善寺を訪ねた。目あての「懐いの桜(おもいのさくら)」は、満開だった。桜はソメイヨシノではなくエドヒガンなので、早く咲くのである。懐いの桜とは、境内の案内板によると《蓮如上人は殊の外桜を好まれたようで、第二代実孝上人(第十二男)がこの桜を植えられ、父上の蓮如上人を追懐せられたと伝わります。古木は枯れて、今は三代目であります》。


蓮如上人は妻の死別を4回経験し、生涯に5回結婚された。子は、男子13人・女子14人の計27人いたそうで、その12男・実孝上人が本善寺を継いだ。蓮如上人を「追懐」して植えたので、懐(おも)いの桜なのだ。境内には、懐いの桜のほかシダレザクラの古木があり、こちらは5分咲きだった。

Wikipediaによると本善寺とは《奈良県吉野郡吉野町にある浄土真宗本願寺派の寺院。別称飯貝御坊、山号は六雄山(むつおざん)》《1476年(文明8年)、蓮如が飯貝の地に創建。1495年(明応4年)に蓮如の子実孝(兼継)が入寺し開基となる。しかし、従来吉野一帯は金峯山寺の支配下にあったためたびたび衝突を繰り返し、背後の六雄山に砦を構えて僧兵同士の小競り合いが絶えなかった》。

《その後、吉野地方の本願寺末86ヶ寺を束ねて隆盛を得たが、戦国時代に入り本願寺が織田信長と対立すると、本善寺も門徒を率いて石山本願寺攻めに応戦。信長は筒井順慶に本善寺破却の命を下し、1578年(天正6年)、筒井軍により堂宇の大半が破壊された。この時、下市の願行寺も共に灰塵に帰している。江戸時代に入って寛文年間(1670年頃)に堂宇が復興され、連枝格の別格本山(中本山)として大和地方一帯の崇敬寺院となった》。

《現在、境内には本堂のほか、欅造の山門、太鼓楼、本堂裏に蓮如墓所がある。また、蓮如以降の歴代法主の遺骨が納まる納骨堂がある。2010年、本堂・蓮如堂・蓮如堂拝堂・経蔵・鐘楼・茶所・玄関・客殿・御成御殿・庫裏・山門が国の登録有形文化財に登録された》。

普段の境内の様子は、以前当ブログの「飯貝御坊 本善寺」という記事で、写真とともに紹介したので、ご覧いただきたい。なお奈良検定受験者のために「大和五ヵ所御坊」(御坊=中本山)をおさらいしておくと、本善寺(飯貝御坊)のほかは、称念寺(しょうねんじ 今井御坊)、専立寺(せんりゅうじ 高田御坊)、円照寺(御所御坊 奈良市の円照寺と混同しないように)、願行寺(がんぎょうじ 下市御坊)である。

「花より団子」という向きには、本善寺の門前に、柿の葉寿司の「平宗(ひらそう)本店」が、橋を渡って少し歩くと「こばし餅店」(午前10時頃には売り切れるので、前日までに予約を)がある。
吉野山上の桜はまだまだこれからだが、麓にも、こんな素晴らしい桜の名所がある。ぜひお訪ねいただきたい。


蓮如上人は妻の死別を4回経験し、生涯に5回結婚された。子は、男子13人・女子14人の計27人いたそうで、その12男・実孝上人が本善寺を継いだ。蓮如上人を「追懐」して植えたので、懐(おも)いの桜なのだ。境内には、懐いの桜のほかシダレザクラの古木があり、こちらは5分咲きだった。

Wikipediaによると本善寺とは《奈良県吉野郡吉野町にある浄土真宗本願寺派の寺院。別称飯貝御坊、山号は六雄山(むつおざん)》《1476年(文明8年)、蓮如が飯貝の地に創建。1495年(明応4年)に蓮如の子実孝(兼継)が入寺し開基となる。しかし、従来吉野一帯は金峯山寺の支配下にあったためたびたび衝突を繰り返し、背後の六雄山に砦を構えて僧兵同士の小競り合いが絶えなかった》。

《その後、吉野地方の本願寺末86ヶ寺を束ねて隆盛を得たが、戦国時代に入り本願寺が織田信長と対立すると、本善寺も門徒を率いて石山本願寺攻めに応戦。信長は筒井順慶に本善寺破却の命を下し、1578年(天正6年)、筒井軍により堂宇の大半が破壊された。この時、下市の願行寺も共に灰塵に帰している。江戸時代に入って寛文年間(1670年頃)に堂宇が復興され、連枝格の別格本山(中本山)として大和地方一帯の崇敬寺院となった》。

《現在、境内には本堂のほか、欅造の山門、太鼓楼、本堂裏に蓮如墓所がある。また、蓮如以降の歴代法主の遺骨が納まる納骨堂がある。2010年、本堂・蓮如堂・蓮如堂拝堂・経蔵・鐘楼・茶所・玄関・客殿・御成御殿・庫裏・山門が国の登録有形文化財に登録された》。

普段の境内の様子は、以前当ブログの「飯貝御坊 本善寺」という記事で、写真とともに紹介したので、ご覧いただきたい。なお奈良検定受験者のために「大和五ヵ所御坊」(御坊=中本山)をおさらいしておくと、本善寺(飯貝御坊)のほかは、称念寺(しょうねんじ 今井御坊)、専立寺(せんりゅうじ 高田御坊)、円照寺(御所御坊 奈良市の円照寺と混同しないように)、願行寺(がんぎょうじ 下市御坊)である。

「花より団子」という向きには、本善寺の門前に、柿の葉寿司の「平宗(ひらそう)本店」が、橋を渡って少し歩くと「こばし餅店」(午前10時頃には売り切れるので、前日までに予約を)がある。
吉野山上の桜はまだまだこれからだが、麓にも、こんな素晴らしい桜の名所がある。ぜひお訪ねいただきたい。