4/5~10、東大寺本坊(南大門の北側)で、復原制作された肖像画や礼服の特別展示が行われると、ウチの会社OBのMさんに教えてもらった。いただいパンフレットは、当記事の末尾に掲載した。今朝の毎日新聞奈良版(4/5付)にも紹介されている。《ふすま絵40面 公開》《奈良市の東大寺本坊で5日から、日本画家の小泉淳作さん(86)が5年がかりで描いたふすま絵が特別公開される。寺や華厳の教えにゆかりの深いテーマを描いた「東大寺本坊の桜」「鳳凰(ほうおう)」など40面。昨年の光明皇后1250年御遠忌に合わせて奉納された。本坊での公開は初めて。10日まで》。
《同時に、普段は公開されていない東南院持仏堂と天皇殿も拝観できる。天皇殿では、近鉄が昨年創業100周年を記念して復元制作した聖武天皇と光明皇后の「御礼服(ごらいふく)」も展示する。北河原公敬・同寺別当は「東日本大震災などで心が沈んでいる方にも、一時でも晴れやかな気持ちになっていただけたらうれしい」と話した》。お寺のHPにも、詳しい情報が出ている。
聖武天皇・光明皇后御影並びに本坊襖絵及び御礼服:一般公開
天皇殿・持仏堂:特別拝観
4月5日-10日の間、聖武天皇、光明皇后の御影並びに襖絵が本坊大広間、御礼服が天皇殿において一般公開され、夜間は経庫(校倉)や桜などがライトアップされます。併せて天皇殿・持仏堂を拝観していただくことができます。
主催/東大寺 協賛/横河電機株式会社
協力/日本経済新聞社、近畿日本鉄道株式会社、(株)MGS照明設計事務所、岡村印刷工業株式会社、なら瑠璃絵実行委員会
◆5日-7日は10時-17時、8日-10日は10時-20時(閉門30分前までに必ずお入りください。)
◆受付: 本坊勅使門(南大門北側すぐ)
◆拝観料: 1,000円(中学生以上)
会場内に救援募金箱を設置しています。ご協力お願いします。
※本行事の収益金は、東日本大震災被災者の方々への義捐金に納入します。
記事にあったとおり、聖武天皇と光明皇后の御影(肖像画)は、06年(平成18年)の「聖武天皇1250年御遠忌」を記念して、また本坊襖絵(40面)は、10年(平成22年)の「光明皇后1250年御遠忌」を記念して奉納された。いずれも日本画家・小泉淳作画伯が5年がかりで制作された作品で、横河電機と日経新聞の尽力により制作・奉納されたものである。また聖武天皇と光明皇后の御礼服(復原制作)は、10年(平成22年)の近畿日本鉄道の創業百周年を記念して奉納されたものである。
これらの展示と、東南院持仏堂(聖宝僧正像を安置)などの拝観ができる、というのが今回の催しである。夜間には天皇殿・経庫(校倉)や桜がライトアップされる。催しは今日から始まっている。綿密に考証された作品を鑑賞できるめったにない機会だし、順次開花していく境内の桜も楽しめる。
5日の午前10時からは天皇殿で被災地の早期復興などを祈る法要があるし、収益金は震災の義援金に回るので、自宅で「自粛」を決め込んでいる向きも、ぜひ足をお運びいただきたい。
※トップ写真は東大寺本坊周辺で、数年前に撮影したもの
《同時に、普段は公開されていない東南院持仏堂と天皇殿も拝観できる。天皇殿では、近鉄が昨年創業100周年を記念して復元制作した聖武天皇と光明皇后の「御礼服(ごらいふく)」も展示する。北河原公敬・同寺別当は「東日本大震災などで心が沈んでいる方にも、一時でも晴れやかな気持ちになっていただけたらうれしい」と話した》。お寺のHPにも、詳しい情報が出ている。
聖武天皇・光明皇后御影並びに本坊襖絵及び御礼服:一般公開
天皇殿・持仏堂:特別拝観
4月5日-10日の間、聖武天皇、光明皇后の御影並びに襖絵が本坊大広間、御礼服が天皇殿において一般公開され、夜間は経庫(校倉)や桜などがライトアップされます。併せて天皇殿・持仏堂を拝観していただくことができます。
主催/東大寺 協賛/横河電機株式会社
協力/日本経済新聞社、近畿日本鉄道株式会社、(株)MGS照明設計事務所、岡村印刷工業株式会社、なら瑠璃絵実行委員会
◆5日-7日は10時-17時、8日-10日は10時-20時(閉門30分前までに必ずお入りください。)
◆受付: 本坊勅使門(南大門北側すぐ)
◆拝観料: 1,000円(中学生以上)
会場内に救援募金箱を設置しています。ご協力お願いします。
※本行事の収益金は、東日本大震災被災者の方々への義捐金に納入します。
記事にあったとおり、聖武天皇と光明皇后の御影(肖像画)は、06年(平成18年)の「聖武天皇1250年御遠忌」を記念して、また本坊襖絵(40面)は、10年(平成22年)の「光明皇后1250年御遠忌」を記念して奉納された。いずれも日本画家・小泉淳作画伯が5年がかりで制作された作品で、横河電機と日経新聞の尽力により制作・奉納されたものである。また聖武天皇と光明皇后の御礼服(復原制作)は、10年(平成22年)の近畿日本鉄道の創業百周年を記念して奉納されたものである。
これらの展示と、東南院持仏堂(聖宝僧正像を安置)などの拝観ができる、というのが今回の催しである。夜間には天皇殿・経庫(校倉)や桜がライトアップされる。催しは今日から始まっている。綿密に考証された作品を鑑賞できるめったにない機会だし、順次開花していく境内の桜も楽しめる。
5日の午前10時からは天皇殿で被災地の早期復興などを祈る法要があるし、収益金は震災の義援金に回るので、自宅で「自粛」を決め込んでいる向きも、ぜひ足をお運びいただきたい。
※トップ写真は東大寺本坊周辺で、数年前に撮影したもの