tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

大和高田市の古墳を訪ねる/6月3日(日)開催!参加無料(2018 Topic)

2018年05月28日 | お知らせ
今朝(5/28)の産経新聞奈良版に「ボランティアガイドと大和高田の文化財巡り 来月3日、参加無料」という記事が出ていた。引用すると、
※トップ写真は築山古墳。県のホームページから拝借

大和高田市の歴史や文化財に触れる「第3回ボランティアガイドと行く 大和高田の文化財めぐり」が6月3日に同市内で開かれる。参加無料。

同市文化財ボランティアガイドの会が主催。当日は午前8時半~8時50分に近鉄築山駅南口に集合し、インキ山古墳やコンピラ山古墳、築山古墳、茶臼山古墳などをめぐる、約4キロのコースを3時間かけて歩く。

定員60人、申し込みは今月31日までに、氏名、住所、参加人数、電話番号を明記し、FAX(0745-53-6364)で。問い合わせは市教委事務局生涯学習課(℡0745-53-6264)。


この日訪ねる古墳のうち、『奈良まほろばソムリエ検定 公式テキストブック』(山と渓谷社刊)には、築山古墳が「磐園陵墓参考地」として掲載されている。引用すると、

磐園陵墓参考地 (大和高田市築山)<築山古墳>
馬見古墳群南群の中核をなす大型前方後円墳で、全長210㍍。墳丘は、前方部に張出部をもっているが、造出はない。精美な盾形の周濠をめぐらしている。埋葬施設の構造は不明だが、周辺で長持形石棺の蓋石を地蔵仏に再利用しており、本古墳と関連するものである可能性がある。従来は五世紀前半代の中期古墳として認識されてきたが、墳丘周辺の発掘調査で葺石と鰭付円筒埴輪が出土し、本古墳の築造年代が四世紀後半代まで遡るものである可能性が指摘されている。


コンピラ山古墳は、築山古墳の陪冢(ばいちょう陪冢=大きな古墳に近接してある小さい古墳。近親者や従者を葬る)のようだ。

なかなか訪れる機会のない大和高田市の古墳が、ボランティアガイドさんの案内つきで巡ることができる、しかも参加無料だ。ぜひこの機会にお申し込みください!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする