tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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葛城山麓にポツンと、チャンポンが絶品!「大和路」(御所市南郷)/昭和レトロ食堂(41)

2022年12月06日 | グルメガイド
「最近は、昭和レトロ食堂の紹介がありませんね」とよく言われる。奈良市など近場のお店の紹介がほぼ終わったので、残りが遠隔地ばかりになったのと、食べてみて「ああ、これはアカン!」というお店もあるので、紹介が少なくなっているのだ。しかし先月、こんな美味しいレトロ食堂を教えていただいた。


雨がしとしと日曜日~♪


雨のため、霜月祭の行事も縮退運用となった

御所まちの霜月祭(そうげつさい)の日(2022.11.13)、会社の先輩だった藤井謙昌(よしまさ)さんに、「大和路」(御所市南郷857)へお連れいただいた。朝からお祭りを見学して、ランチタイムにお店に入ったのである。藤井さんは強烈な「雨男」なので、この日はまる1日、雨だった。



大和路は、国道24号から少し西に入る。雰囲気はまるで「ポツンと一軒家」だが、お隣に母屋がある。国道に看板があるのでそれが目印だが、もとは国道沿いにあり、火事で焼けてからこちらに移られたようである。老夫婦と息子さんが営んでおられる。厨房が2つあり、ご主人と息子さんが分担されているようだ。



それはそうだろう。とにかくメニューが多い。寿司、麺類、丼物から、洋食まで。定食は造り定食、焼肉定食、焼きそば定食 etc.まさに何でもありの大衆食堂である。藤井さんはチャンポン(850円)、私は「ボリュームたっぷり」という大和路ランチ(1,000円)を注文。出てきたのが写真の料理である。



大和路ランチにはハンバーグ、エビフライ、アジフライ、鶏唐揚げ、ソーセージなどがぎっしり詰まって載っている。チャンポンも少しいただいたが、驚き!これは本格的な長崎チャンポンだった。ご主人が長崎県のご出身で、麺は姫路から取り寄せておられるとのことだった。具材もスープも、本場さながらだ。



奈良県内でチャンポンを注文すると、単にとろみがついただけの「五目そば」(麺も普通の中華麺)が出てきて、ガッカリすることが多いがここは違う。御所市の山の中のポツンと一軒家で、こんな本格的な長崎チャンポンが味わえるとは、超サプライズだ。

藤井さんからは、御所まちにある「御所町料理koe」や「さくら茶屋」も推薦していただいたので、これから訪ねてみるつもりだ。藤井先輩、良いお店をご紹介いただき、ありがとうございました。皆さんも、ぜひお訪ねください!
※食べログは、こちら
※ネットで検索すると、こんな楽しい動画が見つかった。


コメント
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