鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

イレギュラー  その6

2021年05月07日 09時33分09秒 | イレギュラー






先日、二色咲きのイレギュラー花を取り上げ、マーガレットだと教えてもらったのだけれど、同じようでいてもっと小柄の花が路傍に咲いていた。
茎が木のような感じではなく完全な草だし、葉っぱが春菊とは似てないから、マーガレットもどきのミニではない。
アスファルトと縁石の隙間に生えているからには、ほぼ雑草なので、少しだけ引っこ抜いて持ち帰ろうかと思う。
さりげなく楽しんでいる歩行者もいるかも知れないので、ごっそりと抜くことはせず控えめに。
公園にはジャグリングの練習をする若者がいて、カランカランと落としてばかりだからデビューはまだ先の先。
人目のあるところで度胸を付けようということかも知れないけれど、やる気ではなくて何かが足りない気がするぞ。
夏日に近い暖かさだったからか、空のうろこ雲が秋のようだったが、じつはきっちり晩春を現出させていると思われる空。
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イレギュラー  その5

2021年05月06日 06時25分25秒 | イレギュラー




贅沢はしない、していない、してこなかったという自負があるので、こういうものは頂き物でしか口に入ることはない。
CLUB HARIEだ、モノホンのバウムクーヘンだと舞い上がる。
じつはクラブ・ハリエという名もごく最近知ったばかり。
バウムクーヘンは濃厚で、くどくなくて、周囲の砂糖も甘すぎない。
それに近江牛の、えーと・・久々なので名前すら思いだせなくて、確かめてようやく、そうそうロースト・ビーフ。
牛肉に縁の薄い新潟県の田舎育ちなので、サシの入ったロースト・ビーフなんぞ、もうこれで十分、食感と味は記憶した。
両方とも、また再び食べたいと欲しないのは、先々のものがこれより劣ってがっかりしたくないから。
自腹で食べることのない贅沢品2種、ごちそうさまでした。
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イレギュラー  その4

2021年05月05日 08時30分08秒 | イレギュラー


あまり通らない散歩コースの、よそさまの敷地に置いてあるのを撮った。
玄関先だったのでためらいもあったけれど、そこの人が出てきたら、何という植物か是非聞いてみたいと思ってのこと。
色違いに咲く花の中ではランタナが面白いので、自分のところにも欲しいと他所で見るたびに思う。
ランタナはシチヘンゲ属だそうで、さもありなん色変化だが、これも負けていない面白さがある。
草本ではなく木本のようであり、ハーブの仲間ではないかと匂いを嗅ぎたいけれど、入り込まないとできないので諦めた。
枯れかけのようでも、花は色変わりしながら咲きつづけるのか。
横の狸に化かされているわけでもなかろうに、不思議系木もどきで、ぜひ名を知りたいし、そのうち欲しいと憧れる。
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イレギュラー  その3

2021年05月04日 07時07分22秒 | イレギュラー


通りすがりの民家の道路ぎわに咲いていたのを、目の高さだったから断りもなしに遠慮なくためらいもなく撮らせてもらった。
忍冬(すいかずら)の仲間で、突抜忍冬(つきぬきにんどう)という名。
なかなか調べられなかったけれど、分かってみれば、スイカズラに花はよく似ていて蔓性だから当たり前のように思う。
葉っぱを茎が突き抜いているように見えるから突抜だが、実際は対生の葉っぱがくっついてしまったものだとか。
冬でも葉が落ちないから忍冬だが、スイカズラと言うのは、蜜があって吸う葛(かずら)からだとか。
それならツキヌキスイカズラといったら良かろうと思うけれど、ニンドウの名の方が、漢方薬になっているから先なのか。
忍冬無用ではなくて有用な植物のようだから、もっと大事にされて良さそうだけれど、スイカズラはどこにでも生えてくるのにツキヌキニンドウは滅多に見ない気がする。
ツキヌキニンドウは外来種で、見ようによっては毒々しいし、匂いも気づかなかったし、蔓性はしょせん寄生植物のようなものだからだろうか。
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イレギュラー  その2

2021年05月03日 00時08分33秒 | イレギュラー


ツツジ(躑躅)の植え込みの見事なところは各所にあるけれど、散歩コース内にあるのはここで、しかも道路に面している。
墓地を縁取る生垣が端整に刈り込まれていて、この時季に目の保養となる。
造園屋さんの手入れをかいくぐった格好なのか、ツツジの刈り込みを突き破って違う木が伸びて柔らかそうな若葉を見せている。
トリミングの時期が来たら、容赦なく頭角をちょん切られるか、地ぎわから刈られるか、するのだろう。
玉にきず(瑕)という状態だけれど、美しい人と見ればアラ探しのあと少しキズを発見すると安心するように、完璧ではない油断が良いのだ。
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イレギュラー  その1

2021年05月02日 10時39分39秒 | イレギュラー


あるお墓に石製の模型大砲が設置してあった。
異様と感じる前に面白いと思ってしまった。
「砲兵だったのかな」と言えば、連れは「大砲の設計者だったんじゃない?」と言う。
墓に刻んである文字を読んで年代などを調べたら、かなり憶測できるかもしれなかったが大砲を撮るだけでその場を後にした。
どういう経緯でこのような墓がデザインされたのかを想像すると、チャートが膨らむ。
・自分用(配偶者も含む)に作った墓か、一族用にか。
・ミニチュア大砲を備えることは建立者一人の考え(遺言を含む)だったのか、合議の上だったのか。
・軍人(自衛隊を含む)だったのか、兵器関連愛好者(軍事オタク)なのか。
・武器関連の設計技術者だったのか、単に大砲が好きなのか。
・大砲を撃って敵を倒すというイメージなのか、大砲から打ち上げられる弾に想いを馳せるのか。
・独立独歩を勝ち取る考え方なのか、守らなければならない資産や価値観を抱えていたのか。
・参る人を狙っているような配置は意図的なのか、そのような配置しかないという偶然なのか。

象徴としてのミニ・キャノンであっても、いくら時代がかった大砲だと言っても、戦争の道具なのであるからして見る者を穏やかにしておかない効果はある。
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