鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

カラスムギ

2015年06月03日 01時15分16秒 | 身の周りの植物


今日も同じところを歩いて注意深く探したら、はじける前の穂が見つかった。
これなら、そうそうなるほどと思い出した。
千切って実をかじって、内部をさぐったが実というほどの実態がない。
でも、これで検索が楽になりそうで、探せる自信もわいた。
何とカラスムギだったとは。
名前は知っていたのに、これがそうだったとは、灯台下暗し。
カラスなんて名前が付いていたら、ろくなものではない。
カラスノエンドウで、よくわかっているのだ。
食って食えないことはないけれど、小さくて面倒臭くて誰も採ろうなんて思わない。
このカラスムギも飢饉の時には貴重な食料となったのかも・・。
この時期に実るのだから、端境期の一時しのぎの小さい穀物。
会津磐梯山は宝の山よ、笹に黄金が・・・という民謡がある。
何年か周期で笹に実が生る。
それが飢饉と重なり笹の実を食べて飢えを凌ぐことができたと何かで読んだ。
ドライ・グラスとして飾り、ぜいたくを戒めるには、良いかも知れない。
コメント (2)
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