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イタドリの大繁茂している土手があり、歩道から柵越えにiphoneを構えていたら、虫もけっこう居て一緒に撮れた。
今回はじめてイタドリが雌雄異株であることを知った。
知らぬまま何となく撮ったので雄花しか写っていなかった。
雄しべは花粉と思っていたけれど、花糸の先に2個の花粉嚢からなる葯(やく)があり、ようやく花粉に到達だ。
茶色いのは葯が役立たずにしなびたのかな・・などと想うばかり。
蝿;花にとまっていたのではないから、たまたま羽を休めて「・・手を摺る足を摺る」の手入れ中だったのかも知れない。名を調べたらセンチニクバエと思われる。そうだとしたら、1番不潔を好むヤツ。センチは雪隠(せっちん)で、昔の便所のウジはコイツらしい。
蜂;ワンショットだけで同定するのは難しい。迷う種類もいたけれど、キオビツチバチに決定。コガネムシに卵を産みつけて、幼虫は寄生主の体を喰いながら成長するとか。成虫になったら肉食は捨てて菜食になるというわけか。
蟻;日本のアリは200種類以上いるようだ。これは1番アリらしい姿のクロオオアリかも知れないけれど、大蟻より中蟻だ。同定はこれ1枚では無理と即あきらめる。このアリは花粉が目的か、蜜が目的か、花に頭をつっこんでいた。