白米より玄米が栄養価はあるに決まっていても、玄米を食べることは滅多にない。
自然食品を謳う店で玄米おにぎりを食べたことがあったような気がする程度だったが、昨秋玄米を購入した折、実家の炊飯器に玄米時の水の量も記されていたのでやってみた。
甘みがあっておいしい感じもしたけれど、食べ続ける気にはなれなかった。
それなのに、何%か玄米の入ったご飯を、このごろ食べている。
それはなぜかといえば、私が誤って混ぜてしまったから。
昨秋、田舎の生家と縁のある農家から玄米を90kg購入してきた。
ウチの近くには精米できる場所が2箇所あって、両方とも精米料金は10kg当たり100円。
30kgの袋だって持てないことはないけれど、10kgずつ精米をする。
もうそろそろ精米しなくては、ということで空の米袋に玄米を入れたつもりなのに、その袋には白米が残っていたというおそまつ。
だいたい10kgになったと思われたところで、洗面所に行って体重計に乗り確認したりする動作の間にシャッフルされてしまった。
その袋には白米が残っていたのにと言われて、上の方だけは取り除いたが、結構混ざってしまうものだなという発見があった。
そうしてしばらくは玄米入り白米を食べるしかないという結論に達した次第。
慣れたら、それほど気にならない。
外食しないので、比較せずに済んでいる。
それが身体にどう影響しているかは、あまり悩みのない健康体ということになっているので、ちっとも分からない。
失敗が、転じて福となっていたら面白いのだけれど。