
玄関の靴箱上の一つ一つはうちにとって、メモリアルなものであったりいわく因縁のある品々。
おそらく他人の公平な目から見れば、なんだこれはというごちゃごちゃしたセンスのない取り合わせ。
ガラスの花器に生き生きした山法師ひと枝を挿し、鏡以外は取り除いたら、それなりの静物画像になるのかもしれない。
前日の風呂の山法師は元気なのに、ここの枝が枯れ始めているのはなぜだろう。
うちの玄関は悪い空気が流れているのか。
台所に置いた薔薇はしばらく元気だったけれど、一気に枯れはしたが芳香を保っているので玄関に置いた。
ミニチュア籠の造花はいつまでも変わらない。