イソギンチャクに似ている。
イカのように捕食肢をピュッと伸ばして獲物を取込みそうにも見える。
毒があるということで触ることもしていないが、ブヨブヨしてたりしたら花咲き時の良さも忘れて切り倒してしまいたくなるだろう。
種にアルカロイド系の毒素を含んでいるそうで、検索すると致死量やら呼吸麻痺やら物騒なことが書いてある。
アルカロイド系と聞けば、幻覚作用に興味を持っていたらしい中島らもの作品を想い出す。
彼のユーモアはもっと読みたかったのに早死にして残念。
鈴なりほどではないけれど、かなりの数があるので、乾いたら種を田舎に持って行ってばらまいてみるつもり。
花の咲く時期は雪が積もってしまう故郷でも蝋梅は育つのか。
咲くとしたら積もる前か雪解け時か迷うのだろうか、蝋梅の狼狽。