鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

自慢の大豆

2018年12月02日 00時00分22秒 | 農事


田舎の再従兄からもらった、彼自慢の大豆。
私の周りの人たちの農事への研究熱心さには感心するばかりだ。
彼はとびきり良くできた2株の粒数を数えて写真にまで残したのを嬉しそうに説明してくれて、ペットボトル詰め1本をプレゼントしてくれた。
左は470粒で右は650粒だったとのこと。
大豆は根粒菌のおかげで肥料いらずだから、これだけの収穫量があれば丸儲けじゃないか。
美味しいはずだから是非食べてくれと言い、こんなエピソードを話してくれた。
大豆を作っていた畑の隣の畑持ち主が、この豆は美味しいから少し分けてくれないかと言ったそうで、しまいには一升ほどくれとまで頼んだとか。
味を知っているはずがないので問いただすと、少し採(盗)って食べさせてもらったと言う返事だったそうだ。
厚かましい話だけれど、さほどの悪気もなく、田舎では特別なことでもなさそう。
韓国のイチゴや中国のマスカットみたいじゃないですかと、言ってやったのだが、話してくれた再従兄は要求通りにしたようで、それがまんざらでもなく嬉しそうなのだ。
どこの家もほぼ自家用と親戚知人に産物を分ける程度の畑作をやっていて、それぞれの得手不得手を知り尽くして物々交換もやっているから、ウチの田舎はお金のやり取りをせず、食料自給率はかなり高い。
私も、来年はこのペットボトルの1割ほどを種として枝豆(大豆)を育てることになる。
コメント (2)
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