
シークワーサーは名こそよく見聞きしていたけれど、現物を見るのは初めて。
最近の柑橘類は大きく形よく色もきれいなのが多いなか、これはすべての原種かと思うほどに無骨貧弱。
出来損ないの蝋製サンプルみたいだけれど、握るとスダチやユズと同じ香りがする。
パイナップルは鼻を近づけなくても薫っている。
小振りだから、締まった甘酸っぱさの食べごろを見極めたい。
島バナナは一房が8本しかなくて、手が大きい人の親指くらいしかない可愛らしさ。
オモチャのようなので、しばらくは飾って置きたい。
これも斑点が出てきて黒く熟すのだろうか。
サトウキビから抽出した黒糖の塊はまるでレンガ。
これで頭を叩いてみたらガツンとした痛さだった。
凶器がどうしても見つからなかったのは、アリが食い尽くしてしまったから・・てな筋書きのサスペンスドラマもありや。
年末年始の風情に南風が吹く。