
サツマイモに例えるなら安納芋。
リンゴに例えるならインドリンゴ。
ブドウに例えるならマスカット。
女優に例えるなら広瀬アリス。
その心は、類型から外れた異色の素晴らしさ。
愛媛果試第28号にはこういう賛辞を与えたい。
一箱送ってもらった有り難さに対し、どのように報いたら良いかと考えてしまうほど。
『※12月中旬頃になると味がなじみ、さらにおいしく食べられます』と但し書きがある。
それでそのように置いていたら、この暖冬で1個だけ半分青カビが生えてしまった。
ミカンは表面が黴びて腐ってもほぼ食える。
食べてびっくり、今までのミカンとは全く別物でした。
昨年もいただいたはずだけれど、違う種類だったような気がするというよりも、その味の記憶がない。
この度のこいつは忘れられない味になった。
こういう贅沢を経験すると人生が膨らんだ気になる。
一度でも十分な舌の贅沢。
追記;『ナシに例えるならラ・フランス』を入れなかったのは間抜けだった。12/24