同級生から自作大根を沢山もらって来たものの、傷んでしまうものがでてきた。
そこで選んだのが半数ほどを地中に埋める貯蔵方法。
土を掘り返すのは運動にもなるし、耕し効果も期待できるとスコップを振るう。
川でも海でも水たまりでも、水があれば何かが居ないかと目を凝らす。
そこにいくと土は不透明だから、ひとすくいごとに未知に出会うかも知れないようなワクワク感があったりもする。
何事もなく掘るうちに、はびこっている木の根にぶつかる。
スコップで切れない分はノコギリやノミを使い、力ずくで取り除く。
大根は生えていた状態の縦埋めにすべきなのだけれど、深く掘るにつれて粘土混じりの砂礫層(?)が出てきたので、穴を広げて横埋めすることにする。
水はけが良くなるように、粘土はスコップで突つきまわして部分的に取り除く。
そうして1本1本が肌を接しないように6本埋めた。
一時期の野菜不足はどこへやら、今の大根相場は大きいのでも1本200円もしないそうだ。
私の時給は最低基準に満たない。
MOTTAINAIにそういう費用対効果を当てはめてはいけない。
一石何鳥も込めた自己満足感が大事。