この時季にうちのいろんな所に咲く水仙は、庭を整えようとする場合の邪魔物のひとつ。
通路上や石積みの隙間からも生え、つぼみをつけない葉っぱだけの未熟モノも多い。
水仙は球根が地中で増えるだけではなく、意識したことがない種でも確実に増える種類があるということになる。
昔は数えるほどしか種類はなかったのに、今や園芸種を周りの皆が育てていて、大きな喇叭(らっぱ)水仙の変わった花が多い。
石を動かしたり、地ならしをしたりするたびに土中から現れる球根を私は捨てられなくて移植するのを繰り返してきた。
うちの水仙の中で比較的マシな2種類の口紅水仙を撮った。
他所様のブログを観ると口紅水仙も種類が多くて、うちのはオードリー・ヘップバーンとソフィア・ローレンを連想した(古っ!)。
今どきの清純派と妖艶派女優って誰だろう、といっても思い浮かばない。
3枚目の画像は朴(ほう)の枯れ葉を突き抜けて、この時季に葉だけ密集して自己主張する夏水仙。
葉見ず花見ずなので葉が枯れて、その存在を忘れた頃にアスパラガスのような茎だけをにょっきり伸ばし、全方向スピーカーのような花を咲かせる。