保育園とか小学校では必ず、春になればチューリップが咲く。
小さい子たちに、描いて簡単、歌って単純だから、花というものはあのようなものであると刷り込もうとしているようだ。
近所に0才児から預かる保育園があり、入り口にチューリップを咲かせている。
暗くなり始めてから通ると、チューリップは律儀に花を閉じていた。
チューリップの漢字表記はあるのかと調べたら、鬱金香だそうで、ウコンに似た香がするという理由とか。
接吻唇=チューリップ、とでもしたら良かったのに。
カタバミ(酢漿、片喰)も花を閉じていて、可愛らしい黄色を見られなかった。
これらの開閉運動を就眠運動ともいうそうで、光に反応したり温度に反応したりの区別があるようだ。
受粉と結実を確実にするための仕組みなのだろうけれど、どういう仕掛けになっているか、というところまではいっか。