

山間部では降雪があるかもしれないという予報のとおりになった、その降雪地帯を抜けて帰省した。
それだけ冷え込んでいるのに、朝方には田んぼの方から蛙の鳴き声が聞こえた。
そうして次の日の昨日、ようやく声の主を見つけ、逃げるのを追いかけて葉っぱの陰に隠れたつもりのところを撮った。
隠れ場所を探すのも大変なくらいに、まだ草があまり生えていない雪融け直後なので、出ている葉っぱはどれも若い色。
というわけで、雨蛙も若草色だ。
一方、公孫樹の下は、昨秋落ちたまま拾われなかった銀杏が無数にあった。
果肉がほとんど雪で溶けてしまった状態だから、臭い思いをせずにちょっと洗うだけで食える状態になりそうだ。
他人に差し上げることはできないけれど、自分で食べる分だけでも拾おうかと思わないでもないけれど、やはり捨て置く。
奥の方の黄緑は藪萱草(ヤブカンゾウ)の若葉。