桜に気をとられているうちに運動公園の枝垂柳が新緑になっていた。
下を見れば、毛虫がうじゃうじゃのように見えるけれど、これは尾状花序という花穂とのこと。
柳は雌雄異株でも雌雄の見た目はあまり変わらないようで、落ちていた花序は雄花なのか雌花なのか。
垂れるヤナギは柳で、垂れないのは楊ということなのに、垂れないネコヤナギも猫柳ならカワヤナギも川柳という表記ばかりだった。
柳絮(りゅうじょ)は中国大陸の春の風物詩、という映像は何度か見ているけれど、日本にも羽毛で種を飛ばす種類のヤナギがあるのではなかったかな。
私の見た地面の花穂は雄花なのではないかと思われる。
柳絮は一生の内に一度は観てみたいものの1つだけれど、中国は近くて遠い。
本日に日が変わったあたりで視界の端に動くものがあり、飛蚊症のようなものかと先ずは自分を疑い、その後で正体を見つけた。
うちのアダンソンハエトリ(アダンソン蝿取)の存命を確認できて喜ばしい。
居間に小さな蝿も飛んでいるのが見られるようになったので、生きながらえて欲しい。
背中にも目があって視界は広いようなので、しっかり仕事をしてくれることを期待する。