10年ほど前に切り倒してもらった直径40センチ余りの切り株を、ふと思い立って撤去することにした。
先日頼まれユンボでやった農事の師宅の切り株撤去の経験があるので、1人でやれるだろうと取り掛かる。
樹種、年数、立地条件などで状況は違っても基本は同じはずとやり始めたが、なかなか思うようにはいかない。
ユンボの爪を上からがつんと落として裂くようにすると上手くいきそうだと分かり、少しずつやったけれど、芯は全く腐っていないので、生木を裂くのは大変だということを認識した。
借りたユンボの能力を確かめることと、運転技術をあげることには、とても役立つ遊びとなった。
これ以上は無理という格好で残った部分は、根を掘って切るか、上部だけチェーンソーで切り離し、あとは埋めてしまうか、斧を使って細かく裂け目を入れるか、と悩ましい。
師宅の時も数匹出たのだが、今回もカブトムシの幼虫が、今の所で7匹見つかった。
傷つけずに確保できたからには、飼わないではいられない。
もうすぐ蛹化行動を始めるだろうし、居た場所の土と腐食切り株片を入れておくだけで手間要らずのはず。
ホームセンターのペットコーナーで売られている昆虫マットはクヌギ(椚)だけれど、うちの周りで見つかるカブトムシ幼虫はクヌギの落ち葉や倒木や切り株の下だった事がない。
セルロースに蔓延る腐食菌ならなんでも良いのか、などと思った次第。