禅寺丸という甘柿と蜂屋という渋柿の幼木を数年前に買って庭に植えた。
次の年に片方が枯れてしまい、仕方がないので1本買い足してまた植えた。
ところが、どちらが枯れたのかが分からず、買い足したのもどっちを買ったのか分からないという、われながらちょっと頭がおかしいのではないかと疑ってしまう。
というわけで、枯れなかった柿の木も買い足した方も実がならなければ確認をしようがない。
そうして今年はようやく両方ともに蕾を付け、花が咲き始めた。
両方甘柿になるのか、両方渋柿になるのか、うまい具合に別々になるのか3つに1つだ。
カキの実より、花の蜜をうちのニホンミツバチのためにというのが動機なので、どうでも良いのだけれど・・・。
ビオトープを作ったタイミングがちょうど、どの種類かのカエル(蛙)の繁殖期に当たったようで、排水溝にオタマジャクシが発生した。
田んぼで昔よく見たゼラチン質の卵塊とそこから抜け出したオタマジャクシは、いま調べるとヤマアカガエル(山赤蛙)のようだが、卵塊を見ずにいきなりオタマジャクシが出現するのはどの蛙か。
干上がってしまいそうな水溜り部分のものは網で掬い、ビオトープに入れた。
そんな手助けをしなくても、わがビオトープの水棲生物の多種多様化は自然の流れだ。