ノザワナ(野沢菜)、ゴガツナ(五月菜)、サンガツナ(三月菜)の畝間を除草代わりに耕運機を掛けておいた。
それからしばらく放置していたら、ペンペングサと菜の花の地味目な競演になっている。
ハート型の種ができているのを見て初めてペンペングサだと気づくのだけれど、これは春の七草の一つナズナ(薺)。
日本薬学会のH.P.によれば、『和名なずなの由来は諸説あり、 早春に開花して夏になると枯れることから 「夏無き菜」、つまり夏無 (なつな) から変化したという説。 撫でたいほど小さく可愛い花 (菜) の意味から、「撫で菜(なでな)」 から 転訛したという説。』とのこと。
これだけ沢山生えるのだから、若菜のうちに食べてみたいなどと思ったりもするけれど、他にいくらでも摘んで食べるのはあって、わざわざぺんぺん草まで手を広げない。
種が落ちる前に刈り取ったら、他の雑草が一気に萌え上がりそうなので、このまま放置が良さそうと、何もしない楽を選ぶ。