タケノコにアマガエル(雨蛙)が止まって休憩中。
保護色になっていないことで、竹皮との対比が際立つ。
タケノコは真っ直ぐにぐんぐん上を目指すはずなのに、どういう訳か中には曲がって伸びていくのもある。
もしかしたら、このタケノコは地表に頭をだした時点で、徘徊中の私がつまずいたからか。
これはすでに2m近く伸びているのでタケノコとは言わないのかな。
かなり伸びても、揺すって折れるところから上は食べられるそうなので、可食部分がある間はタケノコと呼んでも良いのかもしれない。
皮は下から剥がれ落ちていくのでアマガエルも今だから登る事ができた。
曲がったタケノコに、これまた斜めに静止している蛙の姿は少し違和感がある。
生き物の画像は、背景とバランスと色合いが自然でありながら意外性もあり、対象が際立っている事が必要だ。
タイミングに恵まれて、面白いと思っても、なかなか面白くは撮れない。
ハグロトンボ(羽黒蜻蛉)がビオトープ脇の草むらで休憩中だった。
陽が当たっているのでうまく撮れないのは分かっていたけれど、自分の体で光を遮ったりしたら、飛び立たれてしまうに決まっているので、居るのに気づいた時点でスマホをそっと取り出した。
背景もダメなら色合いもダメで、ハグロトンボの羽黒らしさを撮れなかった。
ところで子どもの頃はオハグロトンボと呼んでいたので、映画などでしか観たことのない御歯黒なのかもしれないと思っていたのだが、羽黒はそのまま過ぎて面白味がない。
などと、うまく撮れなかったので、名前にケチをつけたりするのだけれど、この個体は体全体がメタリックなので雄だ。
わがビオトープも各種トンボのヤゴ揃い踏みとなりそうだ。