農協傘下の販売所で食用ホオズキを見つけ、値段も冒険には手頃なので購入した。
普通のホオズキも、子どもの頃には食べていたので、形と大きさに面白さを感じた。
食用というだけあって、実が袋を破ってまで太っている。
普通の赤いホオズキはヘタの部分だけ穴をあけ、中身を上手にほぐして取り出し、口の中で膨らませ、舌で潰して音を出す女の子の遊び道具だった。
2人の姉は上手にやり、私は途中で破けて食べてしまうのが常だった。
この食用ホオズキはあの酸っぱさよりは、食用として洗練されているのだろうと期待した。
かじってみると、身(実)の締まったトマトといった感じで、味は何とも言えない、何にたとえて良いか混乱する味。
何にでも似ていなくて、匂いは、ほのかに上品に香るというのか、化学的香りとでもいおうか、それも鼻には感じなくて口中で匂う。
味も香りも初めてのもので、何かに似ているとか例えることのできない不思議さ。
美味しいとは思えず1度に2個食べるのがせいぜいで、6個入り200円だったのだが、残り3個に食指が動かない。
3枚目画像は、昨日の記事に載せたら良いような画像が撮れたのでここに。
左上の放射状の白は、スケバハゴロモ(透羽羽衣)に変身する前の幼虫。
4枚目画像は、ようやくレイアウトアプリが使いこなせるようになった記念に。
ヒマワリ(向日葵)の花蕊とベッコウハゴロモ(鼈甲羽衣)とショウリョウバッタ(精霊飛蝗)。