大きく育ったヒマワリが、うなだれているのを見上げて撮った。
私の背丈を越えているので、無理な姿勢をとる必要もなく、普通に真下から。
花殻がぼろぼろと落ちるようになったら切り落として、ぶら下げて乾かし種を採る。
翅の破れたキアゲハが野菊に止まって、吸蜜中か休憩中か、ぱたぱたもせず半開きで静止した。
小雨が降っていたので開かないでいるのかどうか、後ろからゆっくり近づいたら、ほとんど触れるほどの接写ができた。
横に回れば飛び立たれるに決まっているので、数枚撮っただけのそのままに離れた。
タイトルを『現実』とでもしたら良いかと思ったけれど、現実は現実のままに・・・。