モンシロチョウ(紋白蝶)が交尾したまま飛んでいた。
何匹かで塊になって飛び回っている内に、取り敢えずうまく交尾した勝ち雄が雌をぶら下げて飛んでいる状態に見えた。
草に止まったけれど、雌はぶら下がったままなのは、受精に重力を利用しているのかな。
ヤブカンゾウ(藪萱草)の花殻を千切ろうとしたら、カマキリ(蟷螂)がいた。
身を細く伸ばしているのは、獲物を待ち伏せしているのと、自身を守る両方を兼ねての擬態だと思われる。
まだ幼いのに一丁前だ。
草抜きをしていたら、交尾中のカメムシがいた。
草を強く引き抜いた後に現れたのだが、草から落ちたのか根元にいたのか分からないけれど、ずっと離れることはなかった。
調べたらオオトゲシラホシカメムシ(大棘白星亀虫)と思われる。
大きいほうは当然ながら雌なのだろうと思い、確かめなかった。
キュウリ(胡瓜)をもごうとしたら止まっていたのが、昨日も紹介したスケバハゴロモの幼虫(たぶん)。
地面で見る時は、すぐにぴょんと跳ぶのに、これは尻のフリフリを全開させて身を守って動かない。
キュウリの汁を吸っている最中なので多少のことには動じない体勢だったのか、変態直前だったのか。
パラシュートの役目をするという針状の蝋が線香花火のようだ。
スケバハゴロモの幼虫にちょっと似ているツマグロオオヨコバイ(褄黒大横這)がいた。
こいつは敏捷でなかなか撮らせてくれないのだが、昨日ようやく1枚だけマシなのが撮れた。
パラシュートの無いスケバハゴロモのようで、弟分に見えるけれど、成虫はまるで違った姿に分かれる。
あぁ、なるほど...と思ったり、あらら...と思ったり
それぞれの個性を観せて頂きました。
スケバハゴロモの幼虫さんが汁を吸っているきゅうりは
おそらく、私が日常見ているきゅうりより大きいのでしょうね。
そんなことを思いながら、幼虫さんの身長などを想像しています。
何回拝見しても、フリフリが愛らしいですね。
子ども用の昆虫図鑑を納戸から取り出して、眺めてみたりしています。
>「いろいろ」が面白いですね... への返信
返信で書くことを覚えました。
>おそらく、私が日常見ているきゅうりより大きいのでしょうね。
同じ位だと思います。
市販されてるサイズは、私にすれば大きすぎなのですが、これはそういうサイズでした。
それで切り取って持ち続けても、ぴょんがないものですから、ついに家に持ち帰り、吸い付いている先端を切り離して、そのまま味噌の空きプラケースに入れました。
今朝だったのですが、夕方も元気にしていました。
明日は、逃げられないようにしつつ、キュウリを交換をしてやろうかと考えています。
竹串を使って、逃げられないようにしつつ・・・
成虫になるまで飼うことができましたら、意気揚々とまた紹介できますね。