周りの人たちの里芋の出来は今夏の日照りで散々なのだが、私は田んぼで作ったので例年通り。
それでもコガネムシの幼虫を寄せ付けない薬などを使わない無農薬有機農法だから、いつものように食害された傷物も多い。
画像の左上は親芋で、下側真ん中がどこにだしても恥ずかしくない小芋孫芋なのだが、親1つに対してまともなのは2個ほど。
あとは、不細工、ねじくれもの、未熟もの、傷物だ。
里芋を掘ったり、ひげ根をむしり取ったりしていると、どういうわけかニホンミツバチがやってきてまとわりつくことが多い。
じっとしていると、手に止まったり鼻の先に止まったり耳元でぶーんぶーんと飛んだりするが、そのまましたいようにさせている。
巣の近くで何かしらの動きをしているわけではないので、攻撃の意図はなく、何に惹きつけられているのかも分からない。
鼻に止まって鼻の穴に入りそうになると、さすがにくすぐったくて振り払う。
耳に入りそうな感じもあり、首を振りつつ追い払おうとしても諦めなかったりして、意味が分からない。
干した里芋のひげ根をむしっているときに、カマキリが目の前のコンクリート段々を横切っていった。
カマキリは見つけたら、たいてい追いかけ回してしまう。
そうすると必ずといっていいくらいに『何だ何だやるのか・・』というようなポーズを取るので、じっくり対峙観察する。
たぶんコカマキリ(小蟷螂)だが、茶色一色の地味個体かと思えば、全身タトゥーが施されているような地味派手なのであった。
条件反射ということもあるでしょうか。
問題を抱えていて、熟考中にでもカマキリをみつけたら、それをついついやってしまうだろうか。
今までとは違う自分を発見することもあるのだろうか。
では、おやすみなさい。