すっかり葉を落として裸になった落葉樹には、鴉だったり小鳥だったりの巣が透けて見えてきたりして、ほーっと感心する。
ところが落葉した中に常緑の宿り木がポンポンみたいな姿を現すと、振り払うことも出来ない宿主に同情する。
一方的な寄生ではなくて、共生なのかどうか、負担はないのだろうか、そのために枯れることはないのか。
以前にも宿り木を取り上げたことがあるのを思いだし、ブログ内検索をしたら、昨年4/28に『宿り木とサルスベリ』として挙げている。
前のは1つの宿り木だったけれど、今回のはざっと数えて30余りなので、猿が群がっているようにさえ見える。
朝の番組で観た里親とは全く次元の違うことだけれど、連想していろいろと考えさせられる。
こんなにもたくさんの宿り木は滅多に見かけませんね。
ご心配なさっている「寄生」、確かに宿り木は宿った樹木から水分と養分を頂くそうですが、
成長が非常にゆっくりなので、樹木に負担になるほどではないそうです。
そして自分自身も光合成ができるので、「半寄生」という存在だそうです。
北ヨーロッパでは、昔から不老長寿、幸福。魔除けのシンボルとして大切にされています。
クリスマスに飾るために、秋になると「宿り木を予約できます。」と、お便りが業者から届いたりもしましたよ。
そうでしたか。
補完して頂いて、ありがたいばかりです。
無意識にそれを期待しているような・・。
>不老長寿、幸福。魔除けのシンボル
>秋になると「宿り木を予約できます。」と、お便りが業者から
なかなか知ることの出来ない情報をありがとうございます。
得した気分で、気持ちも少し晴れやかになりました。
偉いですね。
木は褒めなくて育つんですよね。
もののたとえとして、樹々植物の姿は示唆的です。
勉強になります、なんて言わなくてもいいのが気楽です。
ありがとうございます。
明日は根っこです。