雪の下から見えてくるものは植物ばかりではない。
雪の下のそのまた下の地下で縦横に通路を作り、モグラやネズミが生きている。
1枚目の画像は、雪が消えた途端にモグラが土を盛り上げた山。
2枚目は、そこら中にあるミミズ腫れのような地下通路で、トガリネズミ(モグラの仲間)か野ネズミか。
盛り上がったトンネルはところどころで陥没していたりするけれど、それが支障を来たしたという雰囲気でもない。
棒を突き刺したような竪穴が見られるのは水抜き穴だろうか、だとしたら考えられた作りだ。
毎年、家の中にも仕掛けておくネズミ捕り粘着シートにも、明るい茶色のネズミ1匹とトガリネズミ2匹が捕まっていた。
蓋をしておいたのに洗濯機の中にも1匹トガリネズミが死んでいたのはどうしたことか訳がわからない。
普通のモグラは地中の昆虫やミミズを食うだけで、農事の邪魔になるのだろうか。
モグラを毛嫌いして、ペットボトルで風車を作りカラカラと音をさせている人もいるけれど、役立っているのだろうか。
ネズミがサツマイモをかじってしまっていることはあるけれど、トガリネズミはそのネズミを獲って食う。
モグラの穴を通ってネズミがやってきて里芋が一畝やられたと言っている人もいたが、本当にそんなことがあるのだろうか。
真相はわからないままで、私は実害をあまり受けていないので、話には懐疑的だ。
なんとなくいい加減にやっていった方が自然なバランスも保てて良いのではないかと、ずぼらにファジーにやるつもり。
…当たり前のことで、「積もらないね」とか「降ってきたね」と日常の必須?ではないかと話していた。(テレビで)
もちろん、地下の植物も生き物も、すべてが、生きていている。
降り始めるとか、積もる雪だとか、根雪になるとか、皆がほぼ正確に感じ取り、挨拶の言葉になり、確認し合います。
生き物のコミュニケーションもまたそれぞれでしょうね。