長距離ドライブをして宇治の自宅に着いたのが昨日の未明3時過ぎ。
ブラック缶コーヒー2本と緑茶とブラック・ブラック・ガムで眠気を抑えたせいで、疲れたのにうつらうつらとしか眠れない時間をダラダラと過ごした。
夕方になって、このまま一日が終わってしまうのでは身体に毒と思い、3km余り6000歩弱の散歩をした。
車道脇にガードレールがあり、一段下がった歩道との隙間に勝手に生えた酔芙蓉が大きく育っていた。
もしかしたら、酔芙蓉ではなく、赤い芙蓉かもしれないが酔芙蓉と思いたい。
葉がほとんどなくなっていて、割れたスカスカの実(?)から種がこぼれていそうなのに、まだ名残惜しげに花が咲いている。
いつまでも宴会場から去らない、異常に酒が強いか遅れてやってきた呑兵衛か、そんなくどい輩の姿なんぞを思い浮かべないこともない。
よく見れば、残った葉の筋に沿って毛虫が一匹、擬態のつもりのようだ。
毛虫にしては毛がまばらで、見たことがないタイプだけれど、見てくれが悪い。
酔芙蓉はわざわざ植えたり育てたりしなくても生えてしまう雑木のようだが、種を採って持ち帰った。
昨年は、他所の畑の隅にあって、道路にせりだしていた分の種を無断で採ったが、そのまま忘れてしまい蒔いていない。
こんどこそ田舎の何箇所かに蒔いてみるつもりだけれど、新潟では見た記憶がないので、雪国では育たないのかも知れない。
どんな風を受けて、それぞれの地域の「風」は違いますか?
見えないものを見る想像する。
その花はどのような風が匂いを集めているのでしょう?
後ろ髪を魅かれる「香り」も季節か地域か?想像力か?
酔うと支離滅裂・詩人のつもり?
おおいに違いますね。
田舎は湿度が高くて、寒暖の差が大きいので、寒さをすごく感じます。
もちろん家自体に隙間が多くて密閉性がないことも影響しています。
こちらは、生暖かいです。
収穫して持ち帰ったサツマイモも里芋も低温障害の心配がなくて安心です。
京都の底冷えって?
わが故郷と比べたら、何を大げさな・・って感じです。